De RS125: マルケス
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2016年8月24日水曜日

MotoGP ロッシ マルケスとのタイトル争いは非常に難しい



チャンピオンシップをリードするマルケスは7戦を残して、2位のバレンティーノ・ロッシに53ポイント差をつけている。


・チャンピオンシップ スタンディング


 ロッシは今からマルケスに追いつくことが出来るのだろうか。

「答えはノーですね。なぜなら自分はミスが多すぎた。少しアンラッキーな部分もあったけど、遠すぎますね」

「そしてマルケスは今年はどんなコンディションでも速いだけではなく、常に正しい選択をしてきています。なのでこの53ポイントを縮めるのは非常に難しいでしょう」

「僕たちはもっと強くなれますし、最後まで決して諦めるつもりはありませんが、非常に難しいということは確かです」

「ただ、ロレンソとの戦いはまだわからないところです。そのためにはなるべく先頭でゴールしてポイントを獲得していくことが重要ですが、ロレンソもとても強く、速いライダーですから、シルバーストーンから彼は勝ちに来るでしょう。僕も彼と最後まで戦うつもりです」

「僕はここ7、8シーズンの間、2位でフィニッシュすることも多かったです。そして、チャンピオンシップでは優勝や2位、2014年は3位などの結果を残してこれたことに誇りを持っています」

「チャンピオンシップのことは考えていません、ただ目の前のレースに全力を尽くして結果を待つだけです。僕は出来る限り多くの勝利が欲しいんです」


From AUTOSPORT
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2016年7月3日日曜日

MotoGP:マルケス2015年の苦労が今シーズンの安定感に

難しいレースで,冷静な走りを見せて2位完走.チャンピオンシップをリードしているマルケス


シーズンの折り返しを迎えて,マルク・マルケスはホルヘ・ロレンソに24ポイント差をつけてチャンピオンシップをリードしている.3位のロッシに対しては42ポイント差だ.

「まだパブで会話をする ような内容ですかね.2位のロレンソに対してギャップを築いていることは大切なことですが,まだシーズンを折り返したばかりなので」

 ここ数ヶ月でマルケスは精神面での変化を強調している.チャンピオンを獲得した2013年,2014年シーズンに比べて,去年は難しいシーズンを過ごしたからだ.

2015年はミスを犯すシーンが多く,昨シーズンは8レースを終えてチャンピオンシップ4位(今シーズンより56ポイントも少ない),3レースでノーポイントである.

2016年MotoGPチャンピオンシップ ランキング




今シーズンはタイトル候補のライダーの中で,マルケスだけが全レースでポイントを獲得している.ル・マンでは転倒したが,バイクを立て直し3ポイントを獲得した.こういったポイントが終盤になって重要になってくるかもしれない.


「人間は自分の失敗から学ぶことが出来ます.僕は,目の前に壁があるよ,って何度も言われても実際にぶつかってみないとわからないたちの人間なんです」

 マルケスがハッピーであれば,ホンダも幸せだろう.
HRCボス リヴィオ・スッポ
「アッセンでマルケスは非常に難しいレースにどのように望むのか,完璧なレースを見せてくれました.一番のゴールは今勝つことでななくて,11月にチャンピオンになることなのです.

「エミリオ(アルツァモーラ: マルケスのマネージャー)や影響力のあるチームメイトが.スタート前に多くのアドバイスをして,彼がそれを実行する能力があるとしても,彼が納得しないことには意味がなかったでしょう.

彼は昨年,多くのことを学びました.そして彼は非常に頭のいいライダーです.なぜなら,このようにスタイルを変えることは簡単なことではないのですから」
去年の経験をしっかり学習し,今シーズン安定感と速さを両立させた
From Motorsports.com
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2016年6月6日月曜日

MotoGP ロッシマルケスとの確執は終わりに


ロッシとマルケスは去年のセパンでのレース以来関係が悪化していたが、カタルーニャGPで優勝したあと、ロッシはパルクフェルメでマルケスに握手を求めた。



彼は、Moto2での事故で亡くなったルイ・サロムの事故後、関係を修復するべきではないかと思ったのだという。


「このようなことが起こってしまうと、すべてのことがどうでもいいことのように、とても小さなことに思えてきます。なので、僕はそうするのがいいのではないかと思ったんです。

僕たちはリラックスしている必要があります、これは情熱的で、素晴らしいスポーツですが、非常に危険なものでもあります。

ですので、他のライダーに対して、当たり前の行動と感情が、冷静で、集中するための助けにもなっているのだと思います」


マルケスとの関係は改善しましたか。

「はい、ただロレンソとの関係は少し違うんです。シーズンの始め、僕は彼とは必要以上に関わりを持ちませんでした。挨拶もしない感じでね。

でも、ヤマハに帰ってきてから、僕はいつもホルへの所へいって”チャオ、ホルヘ、調子はどうだい?”って話かけていました。

今年は彼が来るのを待っているんです、でも未だに彼からは話に来てくれないんです。



サロムの家族は事故後も、レースが続けられることを望んだ。ロッシはいいレースをすることがMotoGPが彼にできる唯一のことだと語った。

「それが僕たちが出来る、サロムへの一番のことで、家族の方へ捧げる、ほんの少しの気持ちと敬意になるのではと思っています。

それは僕たちができる精一杯のことですが、すべてのライダーが出来ることです。

レースはいつもエキサイティングで難しいですが、金曜日に起こったことで、本当にトラックに戻ってレースをすることは本当に難しかったです。とても寂しいです」

From Motorcycling
Pictured from Mtorsport.com
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2016年5月4日水曜日

ホンダがマルケスとの契約を優位に MotoGP2016

 Analysis: How Honda got the upper hand over Marquez



 先週の金曜日にシュウヘイ・ナカモトは59歳になった、これはホンダHRCの副社長であり、MotoGP責任者の交代の時期が、間もなく迫っているということである。

 しかし、ナカモトはそれまでにホンダにタイトルを持ち帰るということに加えて、やらなければならないことがある。マルケスと契約を更新することだ。

 このことはナカモトにとって、ライダーの契約が未だに動いていなかった2カ月前よりも、簡単な課題になっているだろう。

 ホルへ・ロレンソがドゥカティへ移籍したことによって、マルケスは移籍を有利に進めることが出来なくなってしまったからだ。

タイミングの問題

 プレシーズンの間は、ホンダの立場は弱かった。パドックでは、このスペイン人ライダーが違いを出していると分かっていたからだ。そして、ドゥカティはマルケスとコンタクトをとっていることを公言していた。

 しかし、今週末ル・マンで5度目のレースを前にして、マルケスはホンダとの契約を結ぶ運びになるだろう。

 2014年の契約更改の時に起こったことと同様に、史上最年少のチャンピオンは、自身が望んでいる額よりも、低い条件で契約をしなければならないだろう。




 はじめの契約更新の際は、マルケスはシーズン2戦目で契約を急いだが、今回、彼は待ちすぎた。ホンダが今置かれている状況に関わらず、素晴らしい結果を出しているのにだ。

 カタルーニャ出身のマルケスは、オースティンまで契約について話をしてこなかったことで、ホンダが交渉で有利な立場にあるのを分かっているだろう。


 彼は現在、年間700万(約8.6億円)ユーロを稼いでいるが、ドゥカティに移籍したロレンソは、1200万ユーロ(約14.7億円)をもらうことになるだろう。

ナカモトの遺産

 いずれにせよ、このシナリオはナカモトにとって、8年間のホンダMotoGPでの責任者としての立場を締めくくる最高のシナリオであろう。

 ホンダが2016年のタイトルを獲得すれば、計4回のタイトル獲得に加えて、この日本人はMotoGPにシームレス・ギアボックスを持ち込んだ、(これは彼のF1での遺産である)そして、ケーシー・ストーナーとマルク・マルケスを連れてきた人物として記憶されるであろう。




 そして彼がホンダを去った後は、すぐに彼の後任は見つからないだろう、なぜならこのようなオールラウンドな能力を持った人物を見つけるのは困難だからだ。よってシームは、シンイチ・コクブ、ハットリさん、テツヒロ・クワタの三人によって引き継がれるだろう。
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2016年4月23日土曜日

MotoGP2016: マルケス、ヤマハとの関係を否定、「ドゥカティから電話があった」



ホルヘ・ロレンソのドゥカティへの移籍によって、MotoGPシーズンは活況を帯びてきたが、マルケスの将来について憶測が出始めている。

マルケスは2017年でホンダとの契約が切れるが、ロレンソが抜けたかわりに、ヤマハ・ワークスへの移籍が噂されている。ヤマハ・ワークスのシートは現在、マーベリック・ビニャーレスが最有力であるといわれているのだが。

 ヘレスでマルケスは、ドゥカティからのアプローチはあったものの、ロレンソの後任としてヤマハへの移籍ということに関しては、事実を否定した。

「ドゥカティからは電話がきました。ヤマハはかつてはありましたけど、今はありません。すでにリン(・ジャービス:チームボス)も無理だと言っています。
 ホンダとは、オースティンで、すでに話し合いを始めました。ホンダが僕の優先順位では一番ですね。彼らが僕がMotoGPにデビューするチャンスをくれましたし、今は考えを変える時期ではないですね」


マルケスとロッシのペア?
ロッシはヘレスのブリーフィングで、マルケスとペアを組むことに関しての質問に、
「 ヤマハでのマルケスは面白いんじゃないですか、そしてとての倒すのが難しいチームメイトになるでしょうね。
「ロレンソと同じボックスというのも十分にハードです。一つ言えるのは誰とチームメイトになっても、自分のベストを尽くして倒すことです」

ジャービスもマルケス、ロッシのラインナップについて、
「それは来年はマルクとバレが同じピットボックスを使う可能性はかなり低いと思いますね」とコメントした。


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2016年4月10日日曜日

MotGP2016:オースティンGP 予選結果


ポールポジションを獲得した レプソル・ホンダ、マルク・マルケス

 サーキット・オブ・ジ・アメリカス、オースティンGPの予選はマルクマルケスがポール・ポジションを獲得した。マルク・マルケスは2013年から、アメリカス、インディアナポリス、そしてラグナ・セカとアメリカ開催のグランプリで連勝を続けている。
手の骨折で欠場中のプラマック・ドゥカティ、ダニーロ・ペトルッチの代役として、ドゥカティのテストライダー、ミケーレ・ピッロが予選に参加。 アンドレア・イアンノーネは前戦でのペナルティのためグリッドが3つ下がり、7番グリッドからのスタート。
 ジャック・ミラーは金曜日の練習走行での怪我により欠場を余儀なくされた。

ホルヘ・ロレンソ
「このタイムには満足しています。ここでは、すべてのプラクティスで、マルケスが強い走りをしてますので。バイクを少しずつ改善してこれて、素晴らしいセッティングをすることが出来ました。最初のプラクティスではひどいものだったので大きな前進ですね。
 以前にも言ったように、良い成績、あわよくば優勝を狙える年があるとすれば今年です。ここでのマルクは2015年も他のホンダライダーがトラブルを抱えていたようですが、競争力がありました。
 僕たちは昨年よりも良い状態ですし、ホンダのバイクはブレーキングが良いようですが、ヤマハのマシンはミシュランタイヤでのリアタイヤのスピンがありませんから、このコースではホンダと接近していると思いますし、レースでは何が起こるかわかりませんからね。
 明日はタイヤが鍵を握るのではないでしょうか、ここではアルゼンチンとは違って、違うオプションを選択するライダーが出てくると思いますのでね」

ヴァレンティーノ・ロッシ
「フロントロー・が獲れたことはとても重要ですね。今日でバイクを改善することができたのが良かったですね、良いペースで走れていますし。
 先頭について行って、仕掛けていきたいですね。ミシュランタイヤ良くなってきたので、レースをする上ではもう少しだけプラスしていけるのではないでしょうか。あとは良いタイヤを選択しなければいけませんね。

 予選後の会見で、マルケスの4連勝阻止について、ロッシが「あと5、6年かかる」とジョークを言ったことについて、

「僕たちは年々良くなっていますし、距離も縮まってきています、これを続けていけば5、6年後にはきっと勝てますよ!まぁ、ジョークは置といて、状況は年々やレースごとではなく前進しています、ただ時々プラクティスごとではありますが。
 たとえば、昨日はドゥカティがヤマハより良かったですが、今日はドゥカティがトラブルがあったりします。良く集中して、作業しなければなりません、特にタイヤは大きな要素ですね。
 レースでは特にスタートですね、おそらくとても速い展開になると思うので、そこについて行って、何が出来るかですね」

今週末、ロッシは2今のM1と異なった、燃料タンクがより後方に位置したものを数周、走らせていたが、時間の都合によって、評価は今週末以降になった。 

「ヤマハは僕たちの要望に応えるために、重量配分について、多くの改善を試みてくれています。違うバイクを試してみましたが、残念ながら、最初あまりフィーリングが良くなかったのと、充分な時間がありませんでした。一台のバイクをセッティングする時間しか残っていませんでしたので。おそらくヘレス以降、テストを継続していき、良いものを見つけたいと思います」


予選 2:
1. Marc Marquez ESP Repsol Honda Team (RC213V) 2m 3.188s [Lap 3/7] 336km/h (Top Speed)
2. Jorge Lorenzo ESP Movistar Yamaha MotoGP (YZR-M1) 2m 3.257s +0.069s [5/7] 334km/h
3. Valentino Rossi ITA Movistar Yamaha MotoGP (YZR-M1) 2m 3.644s +0.456s [6/7] 339km/h
4. Andrea Iannone ITA Ducati Team (Desmosedici GP) 2m 3.913s +0.725s [6/7] 342km/h
5. Maverick Viñales ESP Team Suzuki Ecstar (GSX-RR) 2m 4.247s +1.059s [7/7] 336km/h
6. Cal Crutchlow GBR LCR Honda (RC213V) 2m 4.265s +1.077s [6/7] 334km/h
7. Andrea Dovizioso ITA Ducati Team (Desmosedici GP) 2m 4.339s +1.151s [6/6] 343km/h
8. Dani Pedrosa ESP Repsol Honda Team (RC213V) 2m 4.379s +1.191s [7/7] 338km/h
9. Aleix Espargaro ESP Team Suzuki Ecstar (GSX-RR) 2m 4.408s +1.220s [5/5] 332km/h
10. Scott Redding GBR Octo Pramac Yakhnich (Desmosedici GP15) 2m 4.485s +1.297s [7/7] 338km/h
11. Bradley Smith GBR Monster Yamaha Tech 3 (YZR-M1) 2m 4.988s +1.800s [5/7] 338km/h
12. Loris Baz FRA Avintia Racing (Desmosedici GP14.2) 2m 5.159s +1.971s [6/7] 334km/h

 予選1:
13. Pol Espargaro ESP Monster Yamaha Tech 3 (YZR-M1) 2m 04.867s 335km/h
14. Hector Barbera ESP Avintia Racing (Desmosedici GP14.2) 2m 04.944s 338km/h
15. Eugene Laverty IRL Aspar MotoGP Team (Desmosedici GP14.2) 2m 05.425s 337km/h
16. Stefan Bradl GER Factory Aprilia Gresini (RS-GP) 2m 05.625s 328km/h
17. Michele Pirro ITA Octo Pramac Yakhnich (Desmosedici GP15) 2m 05.702s 338km/h
18. Yonny Hernandez COL Aspar MotoGP Team (Desmosedici GP14.2) 2m 06.029s 333km/h
19. Alvaro Bautista ESP Factory Aprilia Gresini (RS-GP) 2m 06.049s 334km/h
20. Tito Rabat ESP Estrella Galicia 0,0 Marc VDS (RC213V)* 2m 06.562s 332km/h
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2016年4月9日土曜日

MotoGP2016:マルケスがスムースな走りをやめた理由

 マルケスはテスト期間中は、スムースなグリップ走行を心がけて走行していたようですが、いぜレースが始まると以前のようなワイルドなスライドでコーナーに進入していく姿を取り戻しました。これについて彼はどのようなプロセスを経て、自分のスタイルをものにしたのでしょうか。

”ライディングスタイルは人それぞれ固有のもので、 変えることはできない。僕はいつもアグレッシブなスタイルで、スライディング が多いですが、最終的には、それが自然な形になりました”

アグレッシブなライディングを継続中のマルク・マルケス

 マルケスはブリジストンからミシュランへのタイヤ変更によって、過激なライディングスタイルを和らげる必要があると思われていた。
 レプソル・ホンダのスターである、マルク・マルケスはブリジストンタイヤのフロントのグリップを引き出し、コーナーでリアをスライドさせ、バイクをコーナーの出口に向かうように旋回させるスタイルで有名だった。少なくとも去年のRCVに問題が発生するまでは。

 しかし、新しいミシュランタイヤはグリップの特性が正反対で、リアは安定感がある一方、フロントがより繊細なものであった。2度のMotoGPチャンピオンに輝いたマルク・マルケスはウィンターテスト中にアグレッシブなスタイルを抑えて臨むことにしたのだが、彼が快適だと感じた途端に、そのスタイルは元のものへと戻っていた。 

 「プレシーズンでは自分のライディングスタイルに考えすぎていました。ミシュランタイヤを含めて、また違うライディング方法を試してみましたが、バイクのバランスもあまり良いと感じられませんでした。なので、僕は本当に多くのことを変えたんです。そして、テストの最終日にやっと良い感触変えられた時に、いつものスタイルに戻すことにしました。
  スライドをすると、タイヤの温度が上がってしまうので、コントロールする必要がありますが、ラーダーが良い感触を持ってバイクに乗れている時は全てが上手くいくものです」

しかし、今のRC213Vのパッケージには加速のエリアに弱点があるようだ 。

「コーナーのグリップについては、他のバイクに比べても悪くないのですが、僕たちのバイクは4、5、6速のギアであまりスピードが出ていないようで、スズキ、ヤマハ、ドゥカティに付いていけません。
 でも、ホンダは多くの作業に取り組んでいます。最優先はトップスピードと加速で、彼らはたくさんの作業をこなして、すでに何個か新しいパーツが届いています。なので、これから良くなっていくことを期待しています」

「弱点もありますが、他の点では強みもあるので、それを発揮したいと思いますが、ドゥカティの2台は昨年からドヴィチオーゾがとても速かったので、今年もやってくるでしょう。ヤマハも2人のトップライダーがいますし、ヴィニャーレスも良いバイクと、チーム、才能を持っていますので、今週末は興味深いな週末になると思います、優勝、表彰台を目指して戦いたいと思います」

マルケスは現在ポイントランキングを2位のロッシと8ポイント差でリードしている。

 From crash.net
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2016年4月3日日曜日

MotoGP:マルク・マルケス ”バレンティーノへの見方が変わった”

”バレンティーノは今でもみんなのお手本、だけど彼を昔のようには思っていない”

バレンティーノはみんなの模範、でももう僕のアイドルではない....

 アルゼンチンGPでマルク・マルケスとバレンティーノ・ロッシはサイド・バイ・サイドの争いを演じ、その結果マルク・マルケスは転倒リタイヤを喫した。
 レースの後もマルケスは彼を批判することはなく、マルケスはこう言っていた。「彼は僕のアイドルだし、模範とするライダーです、彼から多くのことを学んでいます」

 しかし、アルベンチンGPが、彼らを引き離した過去3回の転倒劇の、最初の衝突だったのであろう。
 アルゼンチンの記者がマルケスに、今でもバレンティーノはアイドルか、と聞いたところ「バレンティーノはみんなのお手本になるライダーです、何年にも渡ってレースをしてきたのですから。でも僕は今は彼をそう言った風に見てはいません」

 マルケスはに度の転倒があったものの、ポールポジションを獲得した。「僕の転倒に関しては理由はわかっています、最初はセットアップを変えた時にしたもので、二回目はハードに攻め過ぎた結果なんですよ」

この二人にロレンソを含めた三者がフロントローに並ぶこととなった。三人は全員リアにミディアムタイヤを選択していたが、これもスコット・レディングのタイヤに発生したタイヤの問題で使うことはなくなった。

「明日は良いリアタイヤを選ぶことが必須ですね、ソフトタイヤでは良い感触でしたが、それがレースで使えるかわかりません。ミシュランの決定を待たないといけません」


 
 
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2016年3月21日月曜日

モトGP:マルケス:アタックすることに決めた。


「ウィンター・テストはとても厳しかったですね、トップと1.5秒差ぐらいありましたから、正直なところ少し困っていました。
 でも諦めることなく、多くの問題を修正して行き、ホンダの日本からのサポートも含め、みんなで本当にハードワークをしました。
  レース中は正直なところ、4位でレースを終えようと思っていたんです。 後ろのダニ・ペドロサとの差は、ある程度開いていましたし、次のアルゼンチンに備えようと思ったんです。でもいつもの自分なら、このポジションにいれば、2位を目指すだろうと思いました。
 レース中には二人の自分がいて、”このままレースを完走すればいいんだ”という思いと”本来の自分ならここでアタックするべきだ!”という思いがありました。
 最終セクターでは加速に問題があって、そこでタイムを失っていて、ドヴィを抜くのは難しかったのですが、とにかく、2週間前まで1秒も遅かったマシンを100パーセントの力で改善してくれたホンダとチームに感謝していますし、そのおかげでプッシュすることが出来て、表彰台に帰ってくることができました」



「タイヤの選択は僕にとっては簡単なことでした。フロントはソフトだと3ラップくらいでダメになってしまいます。リアも、僕のライディングスタイルだとコーナーでエッジを多く使うので、レースを走りきれなかったでしょう。
 ロレンソと、ドゥカティ勢はリアにソフトだったので、後半ラップタイムが落ちてくるだろうと思ったのですが、ラストラップでは彼らの方が速かったですね」

 「タイヤには満足しています、ミシュランのエンジニアはとてもいい仕事をしてくれて、ブリジストン・タイヤから変更になりましたが、良いバランスを見つけることが出来ました。
 みなさんはTVなどで僕のライディングスタイルがほとんど変わっていないと思うかもしれません、コーナーの進入でスライドしながらプッシュして、ブリジストンの時と同じかそれ以上ののブレーキングが出来ています。このように乗れなかったら、僕は先頭の3人に付いて行けませんからね。
  だからライディングスタイルは大きくかえていません、たいやについてまだまだ理解がひつようですが、1周だけであれば良いバランスを見つけましたし、同じようにバイクを走らせることが出来ますよ」


 
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2016年3月20日日曜日

モトGP2016:マルケスは ”危険な男"


 ロッシはポールポジションのロレンソから0.3秒差の5位で予選を終えたが、予選2位のレプソル・ホンダのマルケスは1分54台を3ラップ記録していることに注目している。ロレンソは1分54台を2ラップ、ロッシは1ラップしか記録していないからだ。

 フリープラクティス4(FP4)ではマルケスは8ラップ中7ラップで1分55秒台を記録しており、ロレンソは6ラップ中4ラップ、ロッシは10ラップ中4ラップだ。

 「予選結果にはとても満足しています、5番手につけているし、ポールポジションタイムからも大きく離されていないしね。予選で二回目のアッタックの時に少しミスをして完璧な走りができなかったんですよ。
 それがなければもう少し前でレースができたかもしれないけれど、予選5位には満足していますよ。レースペースにも本当に満足していますしね。明日のウォーム・アップではより良くしていかないとね、ただ現時点で、すでにそんなに悪くないですよ。4、5名のライダーが同じようなペースで走れていますけど、一番気になるのはマルケスですね。今日は彼が一番良いペースでしたよ」



  マルケスは予選後にコメントし、
「FP4はとてもうまく走れました。フィーリングも良いです。予選でも安定して良いラップで走れたし、準備はできていますよ。全力でプッシュ出来るようになるまで長い時間かかりましたが、フィーリングが戻ってきましたし、それが明日のレースにとっては一番大きいです。
 僕たちのレベルとリズムがどれくらいのものか明日には分かりますが、僕は表彰台を狙う準備ができていると思っています、全てが上手くいけば、優勝もね」

From BSN
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