”ライディングスタイルは人それぞれ固有のもので、 変えることはできない。僕はいつもアグレッシブなスタイルで、スライディング が多いですが、最終的には、それが自然な形になりました”
アグレッシブなライディングを継続中のマルク・マルケス |
マルケスはブリジストンからミシュランへのタイヤ変更によって、過激なライディングスタイルを和らげる必要があると思われていた。
レプソル・ホンダのスターである、マルク・マルケスはブリジストンタイヤのフロントのグリップを引き出し、コーナーでリアをスライドさせ、バイクをコーナーの出口に向かうように旋回させるスタイルで有名だった。少なくとも去年のRCVに問題が発生するまでは。
しかし、新しいミシュランタイヤはグリップの特性が正反対で、リアは安定感がある一方、フロントがより繊細なものであった。2度のMotoGPチャンピオンに輝いたマルク・マルケスはウィンターテスト中にアグレッシブなスタイルを抑えて臨むことにしたのだが、彼が快適だと感じた途端に、そのスタイルは元のものへと戻っていた。
「プレシーズンでは自分のライディングスタイルに考えすぎていました。ミシュランタイヤを含めて、また違うライディング方法を試してみましたが、バイクのバランスもあまり良いと感じられませんでした。なので、僕は本当に多くのことを変えたんです。そして、テストの最終日にやっと良い感触変えられた時に、いつものスタイルに戻すことにしました。
スライドをすると、タイヤの温度が上がってしまうので、コントロールする必要がありますが、ラーダーが良い感触を持ってバイクに乗れている時は全てが上手くいくものです」
しかし、今のRC213Vのパッケージには加速のエリアに弱点があるようだ 。
「コーナーのグリップについては、他のバイクに比べても悪くないのですが、僕たちのバイクは4、5、6速のギアであまりスピードが出ていないようで、スズキ、ヤマハ、ドゥカティに付いていけません。
でも、ホンダは多くの作業に取り組んでいます。最優先はトップスピードと加速で、彼らはたくさんの作業をこなして、すでに何個か新しいパーツが届いています。なので、これから良くなっていくことを期待しています」
「弱点もありますが、他の点では強みもあるので、それを発揮したいと思いますが、ドゥカティの2台は昨年からドヴィチオーゾがとても速かったので、今年もやってくるでしょう。ヤマハも2人のトップライダーがいますし、ヴィニャーレスも良いバイクと、チーム、才能を持っていますので、今週末は興味深いな週末になると思います、優勝、表彰台を目指して戦いたいと思います」
マルケスは現在ポイントランキングを2位のロッシと8ポイント差でリードしている。
From crash.net
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