アプリリアのライダーのアルバロ・バウティスタは2017年古巣のアスパーチームに復帰する。
バウティスタは2006年、アスパーチームで125ccクラスを制し、チームとともに250ccにステップアップし、3シーズン中、8レースで優勝し、2008年はマルコ・シモンチェリについでチャンピオンシップ2位となった。
彼は2010年にスズキからMotoGPデビューし、2年後にグレシーにチームに移籍した。当時のグレシーにチームはホンダのサテライトチームであり、現在はアプリリアのファクトリーチームである。
バウティスタとチームメートのステファン・ブラドルは来年アレイシ・エスパルガロ(現スズキ)とサム・ロウズ にシートを奪われる形となった。
「世界選手権で最も多くの時間を過ごしたチームに戻ってこられてとても嬉しいです。125ccではチャンピオンになりましたし、250ccではタイトルを目指して戦ったチームです。
このチームに帰ってきて、MotoGPでも一年走れるということにとてもモチベーションが上がっています。新しい挑戦です。
自分もたくさん経験を積んで、成長してきましたので、2017年はこのチームで競争力を持って臨めると思っています」
バウティスタは今年のドゥカティのバイクに乗る予定だ。アスパーチームは現在のGP14.2モデルから、来年は16年モデルを一台、15年モデルを一台ずつ走らせる予定だ。
同様にドゥカティサテライトのAvintiaチームはヘクトル・バルベラとロリス・バズの体制で臨むようだ。
アスパーの今のライダーのユージン・ラバティとヨニー・エルナンデスだがその一人は2015年型のバイクに乗ることになるだろう。しかし、ラバティは チームメートよりも型遅れのバイクに乗ることに積極的でない。
ラバティはアプリリアでのワールド・スーパーバイクに復帰することを考えている。
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残るMotoGPのシートはアスパーチームの一つのみ、ということでここはヨニー・エルナンデスで決まりでしょうか。