ロッシとマルケスは去年のセパンでのレース以来関係が悪化していたが、カタルーニャGPで優勝したあと、ロッシはパルクフェルメでマルケスに握手を求めた。
彼は、Moto2での事故で亡くなったルイ・サロムの事故後、関係を修復するべきではないかと思ったのだという。
「このようなことが起こってしまうと、すべてのことがどうでもいいことのように、とても小さなことに思えてきます。なので、僕はそうするのがいいのではないかと思ったんです。
僕たちはリラックスしている必要があります、これは情熱的で、素晴らしいスポーツですが、非常に危険なものでもあります。
ですので、他のライダーに対して、当たり前の行動と感情が、冷静で、集中するための助けにもなっているのだと思います」
マルケスとの関係は改善しましたか。
「はい、ただロレンソとの関係は少し違うんです。シーズンの始め、僕は彼とは必要以上に関わりを持ちませんでした。挨拶もしない感じでね。
でも、ヤマハに帰ってきてから、僕はいつもホルへの所へいって”チャオ、ホルヘ、調子はどうだい?”って話かけていました。
今年は彼が来るのを待っているんです、でも未だに彼からは話に来てくれないんです。
サロムの家族は事故後も、レースが続けられることを望んだ。ロッシはいいレースをすることがMotoGPが彼にできる唯一のことだと語った。
「それが僕たちが出来る、サロムへの一番のことで、家族の方へ捧げる、ほんの少しの気持ちと敬意になるのではと思っています。
それは僕たちができる精一杯のことですが、すべてのライダーが出来ることです。
レースはいつもエキサイティングで難しいですが、金曜日に起こったことで、本当にトラックに戻ってレースをすることは本当に難しかったです。とても寂しいです」
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