De RS125: ザルコ
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2016年6月8日水曜日

MotoGP: テック3、ルーキー二人の採用を検討

テック3のエルベ・ポンシャラルは、KTMファクトリーへ移籍する、ブラッドリー・スミスの代わりに、Moto2ライダーのジョナス・フォルガーと契約を結んだ。

テック3と契約を結んだジョナス・フォルガーとチームボス エルベ・ポンシャラル
しかし、2014年のデビューから在籍していた、ポル・エスパルガロには残留して欲しかったようだ、しかし、ポルもKTMファクトリーへの移籍が決まってしまった。

この状況になって、ポンシャラルはもう一人、Moto2ライダーを獲得しようとしているようだ。一人はポイントリーダーのアレックス・リンス、もう一人は昨年のチャンピオンのユアン・ザルコだ。

リンスについては、スズキのファクトリーシートが有力との情報だが、ザルコに関しても、LCRにスズキがサテライトマシンを提供するという情報もある。

ファクトリー入りを目指すリンス(左)、ザルコ(真ん中)はLCRチームからスズキのバイクに?
中上選手、表彰台おめでとうございます!

「多くのライダーがまだ残っています。経験のあるMotoGPライダーから若いライダーを獲得するのなら、アレックス・リンスとユアン・ザルコはベストな候補ですね。
今は両者と話し合いを進めています」



リンスは、テック3のタイトルスポンサーの "モンスター" から個人的なスポンサードも受けているが、彼の希望はファクトリーチームに入ることなので、Moto2でもう1シーズン走る可能性もある。

ポンシャラルは経験のあるライダーについて、歓迎していない訳ではないが、例えば、カル・クラッチローのような経験のあるライダーが、ヤマハのジュニアチームである、テック3に帰ってくることには、あまりいい考えを持っていないようだ。



かつてテック3に在籍したカル・クラッチローは?

「若いライダー(Moto2からのステップアップライダーを意味する)をチームに迎えれば、
上手くいくか、難しいシーズンを過ごすかのどちらかでしょう。


経験のあるライダー、例えばカルのようなライダーを採用すると、我々は、もはやルーキーチームではなくなります。

私たちは以前チームに在籍していた、カルのようなライダーを獲得することは、あまり意味が無いと思っています。

カルのことは大好きだし、彼のこともよく知っていますよ。でも我々と3年間共に作業しし、そしてLCR(HONDA)で3年を過ごし、また返ってくるというストーリーはどうでしょうか?

我々は将来のために、今ここにいる訳で、何かエキサイティングなことをするために働いている訳です」




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2016年5月13日金曜日

ザルコ 2017年 スズキからMotoGPへ挑戦


MotoGPへのステップアップ、Moto2連続チャンピオンを目指すザルコ

現モト2チャンピオンのユアン・ザルコは、スズキから2017年MotoGPクラスに挑戦する模様。これはマーベリック・ビニャーレスが残留する、しないに関わらずだ。

 ザルコは2シーズン目のMoto2クラスを5戦消化して現在チャンピオンシップで4位につけている。

 スズキはこのフレンチライダーと日本でGSX-RRのテストを行う予定であり、7月の鈴鹿8耐に参戦する予定である。

 たとえヴィニャーレスがスズキを選んでも、アレイシが残留しても、スズキはサテライトチームを探しているようで、ザルコはMotoGPへデビューするだろう。

 スズキはMotoGPクラスにはファクトリーチームしか存在しないが、ドゥカティ(6台)やホンダ(3台)、ヤマハ(2台)のように、サテライトチームを持つかもしれない。

 LCRチームはカル・クラッチローが、ホンダのサテライトマシンを走らせているが、スズキのサテライト契約の候補と考えられている。

「スズキのMotoGPバイクを日本で走らせる機会に恵まれて嬉しいですね。

彼らは鈴鹿8耐への参戦も依頼してくれたので、僕は耐久レースは経験がないので、イエスと言いました。

スズキの一員としてこのレースに挑戦することは楽しみですし、2017年はスズキのメンバーになることを望んでいます。

 今年の夏は仕事の一部でもありますが、僕の可能性を示すことで、MotoGPへの夢を叶えたいです。

この夏にはスズキとテストを行う予定ですが、まだ来年のメンバーということではありませんので。

もしもスズキからの機会に恵まれなければ、その時はほかのオファーを探すこともできます」

 ザルコはMoto2の2年連続チャンピオンになって、MotoGPにステップアップすることを目指している。それはかつてホルヘ・ロレンソやダニエル・ペドロサが250ccクラスで、達成してきた道であるが、今年彼はタイトルを防衛するには少し複雑なスタートを切った。首位を行く、アレックス・リンスとは32ポイント差である。

「Moto2ではいつもコンペティティブでしたし、今年もMoto2で走ることに後悔はありません、多くのことを学ぶことができます。

 今は連続チャンピオンになるという目標があります、レースに勝つ、厳しさを感じる時は一番力をつけることが出来る時です。

より良くなるために、再びチャンピオンになるために、準備が出来ていること。これは良い経験になります。

もしこれらのことを手にいれることが出来れば、僕はもっと強くなれると信じています」


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