De RS125: RS125 スプロケット変更 Change front sprocket

2011年11月22日火曜日

RS125 スプロケット変更 Change front sprocket

 RS125のスプロケットはフロント、リアの歯数は17 / 40 が標準です。だけど流れのある道路では、若干低速でのトルク不足で、扱いにくい時があります。

 そこで今回はフロントスプロケットの歯数を17から16に変更してみることに!そうすることで、低速でのトルクが少し増し、加速が良くなり、最高速は少し落ちる、予定です。



以前PJさんから買っていた、Renthal(レンサル)のスプロケットがこのブログに
満を持して登場!1500円くらいで買えました。



それでは作業に取りかかります。このブログ始まって以来の大仕事の予感です...




スタンドでバイクを持ち上げて、右のカウルを外すと、
スプロケットカバーが見えました。



カバーを外すと...中にやつが入っています。



 フロントのドライブスプロケットが見えたら、スプロケットが外れないように、輪っか状のピン(Circlip)が中心にはまっているので、それをスナップリングプライヤーで外します。スナップリングプライヤーは他に使う事無いかと思いますが....マニアックな工具を一つ手に入れた気持ちで購入しました。




取り外したスプロケットはまだまだ綺麗。しかも純正ではなく、
 XAM(ザム)のもので、前後で揃えて交換されたようでした。



刃先の形状を見るとXAMとRenthalでは全然かたちが違います。
手間がかかっていそうなのですが、新品のRenthalのほうが削れて見えます...

 XAMとRenthalのスプロケットの刃先の形状が全く違うのが気になったのですが、とりあえず付けない事には...でも前後がXAMで統一されていたので、一緒の銘柄のほうがいいのでは...「オフロードではRenthalはトップメーカーだぜ」と思って安心していたのですが、一抹の不安が...
 このあたりで前のオーナーの方「俺が乗ってたバイクだよ」ってお気づきになられたならば、ご見解の方を伺いたいと思っております。



とりあえずはこのまま乗って確かめるべし。

 チェーンのテンションをリアタイアをずらして調整します。26mmのボルトを緩めて(パワーがいります)その前のネジ2つで左右のタイヤの位置を動かしながら、チェーンのたるみが25mm程度になるように調整します。



重要な作業なので、慎重に、よく確認して行いましょう。


 • 乗ってみた感じ

最初の一歩は劇的に早くはなっていないけど(少しよい)、スタート100mmくらいは以前よりもシフトアップのタイミングが早くなって加速して行きやすい

全体的にエンジンの高い回転数で乗れるようになったので、トルク感や加速がついてくる感じがよくなった。(燃費と騒音に関しては少しマイナスかもしれない)小回りの利く感じになった気がする。

常用の回転数が少しあがった事と、シフトのタイミングが頻繁になったことで、125ccだけど、大きいバイクに乗っている、というなんとなくリッチな感覚は少しなくなった。
軽量なスポーツバイクという印象が強くなった。そういう意味では本来のこのバイクらしいのかもしれないなぁ

17丁では、「高速でもクルーズできるな、これは」というくらいに原付にしては余裕のありすぎる余裕を持っていたけど、やっとこなれてきた感じはある。それでも公道で6速を使う機会はないくらいです(ちょっといいすぎかな?)。



•今日乗ってみて一言

 ヨーロッパではこの排気量で高速を走れる国もあるみたいだから、そんな国で走る際はスプロケットは17の方がいいと思うし、このバイクは車体、エンジンともにそのポテンシャルを持っていると思う。

 それに8000〜11000回転のパワーバンドに入ったときの加速は17のほうが体感ですごい伸びがあって気持ちがいい。これ最高。でもそういう機会はあんまり無い。

 これが16丁のスプロケットだとそういう機会が増えて、楽しいけど、少しせわしないところもあるかなぁ。

 このスプロケットを買ったものの、しばらく交換しなかったのは、最初からそういうことを感じていたからなんだ。けれども

「高速も走れないのに、2stでいちばんの魅力のパワーバンドが普段あまり使えないなら、エンジンにも人間にももったいないなぁ」

ということを考えるに至って、満を持してやってみました。
だけども、17か16かについては、これからもっと乗ってみて見極める必要があるな。うん。

17は余裕があって楽しい、16はきびきび乗れて楽しい。

 という、スポンサー(どこにもいない)に気を使ったような「両方いい結論」で今回は締めくくろう。

                                                                                                                                          おわり。




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