見た目からコンパクトな印象です。 |
エンジンの圧縮比は13.2:1で、よりショート・ストロークなエンジンになっています(76.0 x 55.1mm)。そしてより軽量でコンパクト(バランサーシャフトなし)で最高出力は軸出力で、199.237馬力(13,200rpm)後輪では180馬力は出るのではないか、とのことです。
カラーはブラックもラインナップ |
車両重量はABS無しスタンダードモデルで約200kg、 ABSスタンダードで202kg、GSX-R1000R(ABSあり)が203kg
スズキ
「ライバルのバイクに勝つために、トップエンドのパワーを向上させることが必須でした。しかし、GSX-Rは低回転から高回転まで、幅広いパワーレンジのエンジンが特徴でしたので、新しいGSX-R1000のエンジンはトップエンドのパワーを向上させながらも、ローエンドのパワーとトルクも犠牲にすることのないように設計がされています。これを実現するために、我々はMotoGPで培ったテクノロジーを投入しました」
MotoGPバイクのようなカラーリングもあって,動画の印象はかなりレーシーな感じです!
Suzuki Racing VVT(可変バルブ機構) は他の多くのシステムよりもよりシンプルで、出力アップに貢献。高回転時に12個のボールが移動することで、高回転域のカムタイミング変更し、パワーを引き出す構造のようです。
新しいGSX-R1000はMotoGPで開発されたデザインをベースにして、薄肉の中空カムシャフトがバルブトレーンに採用されているようです。また、F1スタイルのフィンガー・フォロワー(ロッカーアーム?)は従来のものより6g軽量化されており10gに。DLC(ダイヤモンド・ライク・カーボン)コーティングが施されていて、耐久性も両立されています。
エアーボックスはSuzuki Dual-Stage Intake (S-DSI)システムが採用されており、可変インテークファンネルを重量や複雑さ、コストなどを増やすことなく実現しています。
最新のスーパースポーツ同様に、10レベルのトラクションコントロールシステム、IMUを装備しています。
3つのエンジンモード(A,B,C)が設定されていて、レーストラック、峠道、街中用などのマッピングをハンドルバーのスイッチで操作できるようです。
最新のFEM解析によって、フレームはコンパクトで、より軽量に(10%軽量化)。反応と敏捷性を改善しているとのことです。ライダーの走る、曲がる、止まるを高次元に両立するよう設計されています。ホイールベースは20mm延長されて、1425mmに。
シリンダーヘッドを6度後傾させることで、フロントアクスルとスイングアームピボットまでの距離が20mm縮まって、フロントエンドのフィーリングが改善されているようです。
エンジンの全幅は6mm細くなって、リーンアングルは両サイドとも56度になって、空力的にも恩恵があるようです。
MotoGPにインスパイアされた、よりエアロダイナミックなフェイスに。ボルトもフラットなものにデザインし直され、より滑らかな表面になっているようです。
ブレーキはブレンボの320mmモノブロックキャリパー。ABSはブレーキング時にリアが上昇するのを防ぐ機能が備わっていてるようです。GSX-R1000RにはコーナリングABSが装備されている模様です。
フロントフォークはショーワのビッグ・ピストン・フォークが採用されています。
リアサスもショーワのバランス・フリー・リアー・クッション・ライトです。
以上でした。
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