ドゥカティ移籍が取り沙汰されている ホルヘ・ロレンソ |
バレンティーノ・ロッシはホルヘ・ロレンソが来シーズンからドゥカティに移籍することは、”思い切った決断”としながらも、ロレンソはドゥカティでも競争力を示すことが可能であるかもしれないと考えている。
ロレンソは、ヴァレンティーノ・ロッシがヤマハでの契約延長を公表してからというもの、移籍市場の話題の中心である。ロレンソにはドゥカティが高額な移籍金でのオファーを提示しているようだ。
ロッシは以前、開幕戦のカタールにて”ロレンソにはドゥカティに移籍する肝っ玉がない!”と発言したが、オースティンでは、彼も冷静な視点で、ロレンソの移籍について発言している。
バレンティーノ・ロッシ
「もし彼が移籍するのだとしたら、それは思い切った決断だったでしょう。彼、そしてドゥカティに運が回ってくることを願いますね。僕はロレンソは依然として競争力を見せると思っています、なぜならロレンソは強いライダーですし、今のドゥカティは速いですからね」
「ロレンソが置かれている状況は、僕がドゥカティに移籍した当時の心境に似ているところがあるんです。
僕はヤマハにに長いこと在籍し、新しい挑戦を求めていた。その当時、僕はフィリッポ・プレッイオージ(当時のドゥカティ代表)から非常に興味深いプロジェクトの内容を聞かされました。(当時、ドゥカティはストーナーでの優勝はあったものの、他のライダーでの優勝むずかしく、ストーナー以外のライダーでも優勝出来るマシンを創り上げること)
ドゥカティはここ数年で大きな進化を遂げてきました。バイクはストレートも速いですし、 競争力があります。ここ2戦でもフロントローを獲得する力があります」
ドゥカティ移籍を経験したロッシ、ロレンソ置かれた状況には共通点も |
ロレンソは未だ、態度を保留
ロレンソのドゥカティ移籍の噂はアルゼンチンGPで持ち上がったものの、現世界チャンピオンのロレンソは未だに態度を明らかにしていない。
オースティンでの噂について彼に尋ねても、口を閉じたまま、「アルゼンチンで言った以上のことは言うことはありません」の一点張りである。
ロレンソは5月のムジェロまでにヤマハに決断を告げなければならないので、彼の未来への選択はそれよりも早く訪れるはずだ。
ロレンソが移籍を決意した時、空いたシートに座ると考えられる最有力候補は、マーヴェリック・ビニャーレスだと思われるが、ビニャーレスもまたしょうらいについては言葉少なであった。
マーヴェリック・ビニャーレス
「今はスズキで全力を尽くすことしか考えていません。ここはとても居心地が良いですし、今のところは将来のことについてはあまり考えていません」
ビニャーレスも移籍に関しては多くを口にせず |
From motorsport.com
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