一部ではもう口頭での合意には達していて,ヨローパラウンドが始まる第4戦、ヘレスGPでリリースがあるのでは、との話もありますが、現在MotoGPでもっともチャンピオンが計算出来る男の一人、ホルヘ・ロレンソのドカティ移籍話はどうなっているのでしょうか?
去就が注目される、ホルヘ・ロレンソ |
今シーズン、ロレンソは近年のライダーマーケットで、最も興味をそそるライダーである.彼がヤマハからドゥカティへ移籍した場合,ドミノ現象によって、いつくかのチームの成績のアップダウンに影響を及ぼすほどだろう。
アルゼンチンGPでは彼や、そのチームは,決断はまだされておらず、ロレンソが残留するのと、来年、赤いライダースーツを着る可能性はイコールだと何度も言っていた.
しかしロレンソが、ボルゴ・パニガーレに拠点を置く、ドゥカティについての多くの情報を集めてきたことは、誰も無視できないことだ。
ヤマハは依然、ロッシのチーム
明らかに、すべてがロレンソとヤマハの間で調子が良いわけではない。彼が公然とそれを認めていなくても、彼はチームで疎外感を感じているかもしれない.オペレーションは全体的に彼のチームメートのバレンティーノ・ロッシに注がれている感がある.ロレンソが、このチームの過去3回のタイトルをもたらしているにも関わらずである。
チームは、カタールGPでロッシとの契約延長をアナウンスしたが、同時にロレンソにもオファーを出しており、ロレンソはそれについて考える時間を求めた。
ヤマハはおそらく、ロレンソにベストな条件を提示したと主張しているが、チーム・ボスのリン・ジャービスはおそらく、ヤマハがロレンソを失うことをわかっているだろう。
なので、彼は既にスズキのマーベリック・ビニャーレスをロレンソの後任とするべく接触を持っている。
もしロレンソがイタリアのチームと契約を結べば、日本にいるヤマハの首脳陣に説明しなければならないのは彼(リン・ジャービス)で、グリッド上でベストであるとされるライダーを引き留める努力は必要ないということを納得してもらわなければならない。
それはロレンソがチームメートのロッシより前でゴールし続けたり、ましてや再びチャンピオンになったり、ドゥカティに加入してすぐに良い成績を出したりなどすれば、余計に困難になるだろう。
ドゥカティとの特殊な関係
3度のプレミアクラスのチャンピオンであるロレンソは、レースを始めてから現在まで、 イタリアのメーカーとの関係が良好である。そして、ドゥカティはロレンソやマルケスを要してレースに勝つ準備ができていると信じている。
ドゥカティも同様にロレンソとの契約が、逃してはならない、素晴らしい機会であることに気付いている。
もう一つの要因は、ドゥカティのテクニカル・ディレクターのジ・ジ・ダニーリャの存在であり、彼はロレンソのレーシング・キャリアの中で最も影響を与えた人物の一人である。
彼らはデルビとアプリリアでともに働き、2006年と2007年の250ccクラスのタイトルを獲得している。
ドゥカティ テクニカル・ディレクター ジ・ジ・ダニーリャ |
彼のドゥカティ移籍を留まらせる要素の一つとしては、ケーシー・ストーナーの存在だろう、彼がいることで落ち着かない部分があるかもしれない、彼が今年の後半にワイルドカードで参戦などした場合は特にだろう。
どちらにしても、発表の時間は近づいている。ロレンソは遅くとも5月のムジェロGPまでにはヤマハに返事をしなければならないが、物事は早く進んでいるようだ。
おそらく、今週のUSグランプリと4月23日のヘレスグランプリの間で発表があるのではないだろうか。
From motorsport.com
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