De RS125: ロッシ
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2016年3月21日月曜日

モトGPカタール:ロッシ”アタックする速さが無かった"



 ロッシは集団についていったのですが、目立った勝負を仕掛けることができず、ロレンソから、わずか2.387秒遅れの4位でチェッカーと、いつものロッシらしさが感じられなかったのですが、レース中、どのようなことを感じたのでしょうか。

  ロッシとマルケスはリアにより硬いコンパウンドでレースに臨んだが、ロレンソ、ドヴィチオーゾはソフトタイヤを選択した。
 この選択はレースに影響したのだろうか、ロッシはそれに関しては明らかではないとコメントしている。

「残念ですが、これ以上の結果は望めませんでしたね。(ロッシはイアンノーネが転倒した6ラップ目から22周のチェッカーまで4位のままだった。)
 僕は強い走りをしていましたけど、アタックを仕掛けられるほどの走りではなかった。 どこかのセクター、ブレーキングなどで僕が前を行く彼らより速いところがありませんでしたから。10メーターの距離がいつまでも詰まらない感じで、それが問題でしたね」

 リアタイヤの選択を理解しないといけませんね、重要なことです、なぜならソフトタイヤならコンペティティブに走れることが理解できていませんからね。マルケスと僕はハード側の選択で、ソフトを選んだ、ロレンソとドヴィチオーゾに比べて少し苦戦していましたからね。

 でもおそらく、僕がソフトを選択していたら、もっと遅かったんじゃないかなあ、とにかく彼らが前を行き、僕らは後方についていた。でも僕たちも強かったと言えますよ」

 ロッシのレースタイムは、2015年に開幕戦カタールで優勝した時のタイムより4.878秒速く、ロレンソは最終的に2008年のケーシー・ストーナーのラップ・レコードを更新した。


ロッシ:タイヤの理解が必要(ちなみに、ロッシはこのレースのトップ4で唯一ウイングなしで戦っていました)

「正直なところ、レースペースはには驚きました。去年より速かったですから。誰もこうなると思わたかったでしょうね。ミシュランが良い仕事をして、タイヤは少し変わりましたが、ライディングは大きく変わらずに済みました。
 タイヤと同様に、統一のエレクトロニクスで大きく苦しむと思っていましたが、全てのメーカーが良い仕事をして、多くの改良を加えました。
 レースでは勝負を仕掛けて、オーバテイクをしたいですね。今シーズンはより接近した戦いになっていますが、先頭から2秒差の4位でフィニッシュできましたし、後方とは10秒の差がありましたしね」

ヤマハ、ドカティ、ホンダのトップ4ライダーが接戦を繰り広げたが、デスモセディチを操るドヴィチオーゾとイアンノーネはスタートから8ラップをリードして、そのスピードを見せた。ロッシにとって、ドカティは脅威となるのだろうか。

「当然ですよ!彼らはスタートから最後まで速い、最高速がとても出ているので。あとは、彼らはコーナーでも速いんです。おそらく、イアンノーネは転倒しなければ最後まで集団にいたでしょうね。ドゥカティはとても強いですよ」

ラウンド2は2週間後のアルゼンチンGP、ロッシが昨シーズン優勝したトラックだ。


From motorsport.com and  Crash.net
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2016年3月20日日曜日

モトGP2016:マルケスは ”危険な男"


 ロッシはポールポジションのロレンソから0.3秒差の5位で予選を終えたが、予選2位のレプソル・ホンダのマルケスは1分54台を3ラップ記録していることに注目している。ロレンソは1分54台を2ラップ、ロッシは1ラップしか記録していないからだ。

 フリープラクティス4(FP4)ではマルケスは8ラップ中7ラップで1分55秒台を記録しており、ロレンソは6ラップ中4ラップ、ロッシは10ラップ中4ラップだ。

 「予選結果にはとても満足しています、5番手につけているし、ポールポジションタイムからも大きく離されていないしね。予選で二回目のアッタックの時に少しミスをして完璧な走りができなかったんですよ。
 それがなければもう少し前でレースができたかもしれないけれど、予選5位には満足していますよ。レースペースにも本当に満足していますしね。明日のウォーム・アップではより良くしていかないとね、ただ現時点で、すでにそんなに悪くないですよ。4、5名のライダーが同じようなペースで走れていますけど、一番気になるのはマルケスですね。今日は彼が一番良いペースでしたよ」



  マルケスは予選後にコメントし、
「FP4はとてもうまく走れました。フィーリングも良いです。予選でも安定して良いラップで走れたし、準備はできていますよ。全力でプッシュ出来るようになるまで長い時間かかりましたが、フィーリングが戻ってきましたし、それが明日のレースにとっては一番大きいです。
 僕たちのレベルとリズムがどれくらいのものか明日には分かりますが、僕は表彰台を狙う準備ができていると思っています、全てが上手くいけば、優勝もね」

From BSN
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2016年3月19日土曜日

モトGP2016: ロッシ、ヤマハと2年契約延長


ロッシ選手は開幕早々の契約延長ですね!盤石の体制でカタール開幕戦に臨むことが出来そうですね。ロレンソとの契約が気になるところですね。


 ヤマハはロッシと9度のワールドチャンピオンであるバレンティーノ・ロッシとの契約継続するようだ。これによってロッシとの契約期間は2018年まで続くことになる。

  ロッシは彼が2004年、南アフリカGPで象徴的な勝利を飾ったあの時から、彼の愛するYZR-M1とは特別な関係を築いてきてきた。"the Doctor (ザ・ドクター(ロッシのニックネーム))"と"YZR-M1"のコンビはシーズン通算53勝を挙げ4度のタイトルをもたらした。

 2015年シーズンもロッシは15回の表彰台と4度の優勝と、ヤマハは彼とのパートナーシップに満足しており、2016年も優勝を狙えるライダーとして期待しているのだ。

ロッシ:「ヤマハとの契約延長の発表をすることができました。そして、もう2年、彼らと仕事が出来ることが嬉しいです。 この決断について僕は非常に満足しています。なぜならモータスポーツで出来る限り長く、コンペティティブでいたいと思っていましたし、そのことを楽しみたいと思っていたので。
 2013年にヤマハに帰ってきた時から、僕はホームに帰ってきた感じがしたし、結果にもそれが現れました。僕はクルーやモビスター・ヤマハチームの人達と、仕事以外の面でも多くの楽しみを共有してこれました。彼らのサポートには限りのないもので、彼らには本当に感謝しています。YZR-M1と、このシーズン、そして続く2年間のシーズンで出来る限りの結果を残すための、大きなモチベーションになっていると感じています。

「僕のファンについても盛大な「ありがとう」を言いたいです。彼らはいつも僕のキャリアを見守ってくれていますし、レースをより特別なものにしてくれます。僕は全てのグランプリでプッシュし続けますので、これからもみんなでMotoGPを楽しんでいきましょう!」

リン・ジャービス(モビスター・ヤマハ代表):「 バレンティーノとの契約延長が世界のヤマハ、モトGPファンの耳に、心地より調べとなることを信じています。バレからのコメントにもあったように彼のこのスポーツとヤマハに対する愛と、ヤマハは、彼が4度の世界タイトルをもたらしてくれ、依然として、情熱と競争力を持ったライダーであること感じていることが、この2年間の契約となりました。

 「 バレが2013年にホームに帰ってきたことは、彼の”人生の選択”であったと思います。この新しい契約は、彼がモータサイクル・レーシングのキャリアをヤマハで終えることを意味しているでしょう。それはまだ先の話ですが、ヤマハファンはこれから3年のシーズンで”the Doctor"のエキサイティングなパフォーマンスによって、10回目の世界タイトルをモビスター・ヤマハ・モトGPチームにもたらす瞬間を楽しむことが出来るのではないでしょうか。」

From MotoGP.com







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モトGPニュース:ロッシ、2016年のヴィニャーレス優勝について語る


 バレンティーノ・ロッシは昨晩のFP1において、若きスペイン人ライダー マーベリック・ヴィニャーレスの後方を数周に渡って走行していたが、2016年シーズンの彼の勝利について語ってくれた。


 ロッシは以前からヴィニャーレスのファンであり、この21歳の才能について何度も語っているが、冬のシーズンオフの間のスズキのマシンの素晴らしい進歩によって、ヴィニャーレスはレースで勝つことができる環境が整ったとコメントしている。

「マーベリックの後を走っていた時、彼は素晴らしい走りをしていました。とてもいいライン取りで、MotoGPバイクを上手く扱っていました。彼は今年の優勝ライダーの候補の1人になると思いますよ。彼は素晴らしい才能を持っていますし、若い、ものすごく若い!そしてバイクも進化した。彼はレースでも先頭集団について来るでしょうね」

 

  ロッシ自身については、先週のテストで記録した自身のタイムを上回る速さを見せ、初日の結果に満足している。

「FP1はポジティブでした。とても満足しています。シーズンの初めに強い走りができていますよ、タイムも2番手ですし、ラップタイムを悪くないのでね。1分55台でペースはとてもいいですね。僕たちはテストでやったことから作業を始めました。
 これはプレシーズンにいい仕事をすることができていいベースが仕上がっていたからで、ここからは集中力することが必要ですね。トラックコンディションはセッションごとに変わるので、グリップが良くなってきた時にいい走りができるように、チームでいい仕事をしなければいけません。 バイクのフィーリングをより良いものにして、正しいタイヤの選択の選択をしなければいけませんね」

From MCN
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2016年3月18日金曜日

モトGPニュース:ロッシ ドカティの最高速は「問題のひとつ」


 2016開幕戦カタールGPのFP1では、ドカティ勢が相変わらずのトップスピードを誇っていましたが、ロッシだけでなく他のライダーにとっても、これは驚異なのではないでしょうか。


 FP1でドカティ・ファクトリーのアンドレア・イアンノーネとアンドレア・ドヴィチオーゾの二人は最高速トップ2を独占した。340km/hを超えたのはこの二人のライダーだけだ。イアンノーネに至っては347km/hを記録した。

 ロレンソに次ぐ、2位でFP1を終えたバレンティーノ・ロッシの最高速は338km/hで、ヤマハ勢トップだったがイタリアンメーカーのドカティの最高速については見逃せない問題のようだ。
 
 「ドゥカティについてはみんなにとって大変なことですね、ドカティGP16は8km/hヤマハよりスピードが出ているんですよ。ストレートで後ろに付かれたらオーバテイクされてしまいますからね」

 

 ロサイル・インターナショナル・サーキットのメインストレートは1km以上あって、フィニッシュラインは最終コーナーから長い距離がある。
 ロッシがドカティの最高速について気になっているのにはロレンソも同意見のようである。
「もしドカティ勢がレースペースをキープしてきたら、ドカティに後ろに付かれてしまうので、ストレートでポジションをキープするのはかなり難しでしょうね。数メートル先でレースをしなければね」 


 しかし、ロッシはヤマハがドカティに対して、勝っている部分には自信があるようだ。
「 僕たちのバイクはコーナーではまだアドバンテージがあるし、タイヤにも良い。でも日曜の夜までは誰にも分からないことですからね」

From motorsport.com 
 

最近はエアロデバイスが流行していますが、フロントでダウンフォースを発生させて、荷重を得ていると思われるので、直線ではドラッグになって不利だと思うのですが、ドカティのエンジンパワーのなせるワザなのでしょうか。テック3のスミス選手もウイングが付いていましたが、ロッシがウイングを付けていないのはそういった理由もあるのでしょうか。


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2016年3月5日土曜日

モトGPニュース: バレンティーノ・ロッシ " 2016年 Moto GP はライダーにとって難しいシーズンに"

"多くの仕事がある‥でも僕が思うに面白くなるんじゃないかな"


「最終日はいい日になったよ,水曜日と同じコーナーで転倒してしまったのは不運だったけと,残りの2時間はとてもよかったよ.バイクのセッティングを見直して,ペースを改善できたので,いいタイムアタックが出来たよ.特にレースシミュレーションは悪くなかったね,15周をいいペースで走れたので」


「確かにタイヤは動いたり,スライドがあるけど,プッシュも出来るしリズムをキープすることが出来たよ」

新しいECUはそれぞれのコーナーに合わせて,ホイールスピンしないように,最適なセッティングが自動で施されていたが ,今年はそのようなことはできない.

ライダーができるのはタイヤの消耗やグリップレベルに合わせて,ハンドルバーでボタンを切り替えるだけだ.


「 レースはライダーにとって,もっと難しくなるだろう.多くの仕事をこなさないといけないからね.だからよりバイクをより乗りこなすことが必要になるよ.個人的には面白くなると思うよ」


ロッシは5番手でテストを終え首位のロレンソから0.619秒遅れだが,2位のスコット・レディング(Ducati) から,Suzuki(ヴィニャーレス),  Honda(マルケス),までのトップ4ライダーが0.1秒差で並んでいる.

 「三回のテストで他のバイクはかいぜんしてきましたね,一回目のセパンでのギャップは大きかったので.今は非常に接近していて,とくにドゥカティはとても早い.
来週はとてもタフなことになるだろう.僕たちのバイクに競争力があることとミシュランタイヤで機能していることがいいことだね」


9度の世界チャンピオンで,ロッシは2015年の開幕を制しているが,
「いつもだけれど,レースになれば全てが変わりうるんだ,たくさんの今までにない要素が含まれるのでね.だけどテストで異なる3つのコースでうまく走れたことはポジティブなことだよ」


ロッシのなかで,いまだ懸念しているのはフロントタイヤについてだ.

「機能はソフトタイヤは悪くなかったんだけど,今日は柔らかすぎた.昨日ハードタイヤには問題があったんだけど,今日は良かったんだ.コースが綺麗になって,グリップが良くなったからだろう.もっと硬いタイヤが使えれば嬉しいんだけれどね,ハードなタイヤが好みだから」

ロッシは初回のセパンテストで2位,先週のフィリップアイランドで6位だった.

バレンティーノロッシのレースシミュレーション ペース

1. 1m 57.315
2. 2m 03.798
3. 1m 56.176
4. 1m 56.234
5. 1m 56.202
6. 2m 00.483
7. 2m 02.229
8. 1m 56.233
9. 1m 56.063
10. 1m 56.360
11. 1m 56.642
12. 1m 56.072
13. 1m 56.062
14. 1m 55.974

from crash.net
http://www.crash.net/motogp/news/228196/1/rossi-motogp-races-will-be-more-difficult.html


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2015年11月12日木曜日

モトGPニュース: バレンティーノ・ロッシ:来年の電子制御は2008年のレベル!

バレンティーノ・ロッシは2016年のMotoGPマシンの電子制御はかなり後退したと語った。

「来年の電子制御を試したけれど、これは大きな問題になると思うよ。どういうことかっていうと、昔の2008年や2009年のソフトウェアに戻ったみたいになんだ。僕にとってはバイクの電子制御が少なくなって面白くはならなかったよ。なぜならバイクのレベルが高ければ高いほど僕にとっては楽しめるから」


 「 だからこれは明らかに後退だと思うよ。だから最初はうまく機能しないバイクに少しイラついてしまうと思うけど、レースの面ではこれはいいことかもしれないね。同じようなラップで周回するのがより難しくなるし、バイクに乗るのがもっと難しくなる。だからレースでのバトルにはより良いかもしれないね」

来年、2016年から電子制御とタイヤがブリジストンからミシュランへと変更になり、チームとライダーはたくさんのことをテストでこなさなければならない。ロッシや多くの選手は最終戦バレンシアで使用したマシンから徐々に馴染みのない新しい電子制御に変更することに挑戦していた。


「僕たちは2015年のバイクから始めて、2015年のバイクに新しいソフトウェアを実装した。そこで最も多くの時間をかけたし、まだ多くの時間が必要だ。だって昔に戻っているような感じだし、それをこれまでのレベルと同じものに持っていくのは難しいだろうね。でもそこで多くの時間を費やして、特に加速、トラクションコントロール、トルク伝達はもっと改善しないと。最後には2016年のエンジンを試したけど、正直に言うと、いい感触は得られなかった、やっぱり電子制御のソフトを改良しないと」


MCN news  by Steve


GPが500cc、2stだった頃はベテランライダーの最後は激しい転倒なんかをきっかけに引退をしていっていたように思う。年齢による反応速度の低下は避けることができないが、最近は激しいハイサイドなどが電子制御によって抑制されて、そのような場面は幸いにして減っっている。

MotoGP 4stのマシンに電子制御が入ってからは、Moto2からのステップアップの若者はすぐにマシンを乗りこなせるようになって、若手へのメリットは大きく見えたけども、ロッシのようなベテランは大きなメリットは見えなかったけど、去年のロッシの強い走りに電子制御は確実に助けになっていたのではないかと思う。

来年は電子制御が少し荒くなって、ライダーのミスも増えるだろうし、タイヤがミシュランへスイッチすることでかなり違いのあるシーズンになるだろう。だけどどうなるかは、今シーズンなんかを観てると本当に何一つわからん!っていうことがようく分かった。。。
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