De RS125: ストーナー
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2016年8月4日木曜日

MotoGP:ストーナー エレクトロニクスは巧みさを損なっている




 ケーシー・ストーナーは新しい共通ECUは、ライダーのコーナリング中、出口のトラクションをコントロールし過ぎており、コンペティションとって良い効果がないと感じている。

 ケーシー・ストーナー 
「2016年は、予選で多くのライダーのタイムが接近していることに驚くことがありますが。これはエレクトロニクスおかげだと思います。

でも予選でライダーがやらなければいけないことはブレーキングを遅らせて、バイクをターンさせることです。そしてエレクトロニクスがその他の仕事をやってくれるということです。そこにコントロールの巧みさなどはありません。

レースになると、毎周ブレーキングを遅らせて、完璧なブレーキングをしなければなりません。そこでライダーの間でギャップが生まれていきます。

エレクトロニクスはリアタイヤを上手くコントロールすることが出来ないライダーにとって、大きな助けになるっているでしょう。

2006年か2007年ごろは、コーナーの出口では、より巧みなコントロールが必要でした。ですのでパッシングをするときはコーナーの出口で差をつけて直線の中盤では相手をかわすことが出来ました。

もしくはコーナーの立ち上がりでスリップやスライドなど相手がミスをすると、次のコーナーまでに余裕を持ってパッシングを行うことが出来ました」

From FOXsports

 実際に走っていたチャンピオンの見解なので説得力のある見解ですね。数年前はウェットに強いライダーがいましたが、今年になって数人出現してきたようなところを見ると、今年からのエレクトロニクスが対応が遅れている環境を利用した技巧派が、少ないチャンスを生かしているのかもれませんね。


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2016年7月21日木曜日

MotoGP2016:オーストリアテスト結果1

こんにちは、このテストが終わると、もうサマーブレイクですね。

MotoGPのテストがオーストリアのレッドブル・リンクで行われました。

ファクトリー・ホンダ勢は不参加ですが、RC213V-Sでテストに参加しようとしたため、はじめに申請していた、ドゥカティが拒否したようです。

プライベートテストは年5日に制限されていますが、市販車だとノーカウントのようで、RC213V-Sで、ということだったようです...

ファクトリーホンダの二人は今シーズンすでにRC213V-Sでレッドブル・リンクを走行していますね。

満を持してKCストーナー氏もテストに参加、なんと4位タイムを記録します。
ストーナー氏は来年を見越してウィングの無いバージョンをテストしました。
ワイルドカードの行方は...?





この日はドゥカティが圧倒的な速さを見せていました。

そして遂に登場したKTMの元GPマシンです。結果はトップから2秒ちょっと遅れていますが、
なかなかの好発進。ミカ・カリオ選手がバレンシアGPへのワイルドカード参戦を発表しました。

テストには他にも、Moto2からトーマス・ルティ選手が参加。
来年、ルティ選手はMoto2を離れ、KTMのテストライダーに専念するようです。


ドゥカティ勢圧倒的な速さを見せた、オーストリア(レッドブルリンク)テスト

From motorcycle.com
        crash.net
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2016年6月24日金曜日

MotoGP:ストーナー ロレンソはドゥカティ移籍の難しさを知るだろう

ロレンソはドゥカティ移籍を成功させられるのか?ストーナーのワイルドカード参戦は?

 2度のMotoGPチャンピオンシップであるケーシー・ストーナーは,2017年のドゥカティに移籍で,ロレンソはそれが”非常にタフ”なことだとわかるだろう,と語っている.


ロレンソは2008年にプレミアクラスにステップアップしてから,Yamahaでのキャリアを築いてきた.


ドゥカティは今シーズンの早い時期にロレンソを獲得した.ドゥカティは2007年にチャンピオンをもたらした,ストーナーがチームを抜けた2010年以来,勝利から遠ざかっている.


「当然のことですが,移籍直後はロレンソにとって非常にタフなことだと思います.彼はヤマハのマシンで多くの時期を過ごしてきています.

ドゥカティのマシンは,ヤマハのマシンとはかなり、かなり違います.そして,日本とイタリアのスタイルは,根本的に全く異なりますので.

少し時間がかかることは不思議ではありません.でもロレンソは非常に賢いので,状況を理解して,彼の目指すところに向かって共に作業が出来ると思っています.


彼の経験とライディングレベルはドゥカティのバイクの性能をさらに引き出してくれるでしょう」



ストーナーのレース復帰は?


ストーナーがドゥカティに復帰して以来,ストーナーのワイルドカードでのMotoGP復帰が期待されているが,

「レースに出るような予定はありません.ドゥカティのバイクを前列に持っていくための,テストライディングが第一ですので,それは今年だけでなく,ロレンソが来てからも変わらないでしょう.

彼がチームに来るまでにできる限りのことをするつもりです」

From Autosport.com


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2016年3月25日金曜日

モトGP2016:ケーシー・ストーナー、カタールGPを語る

 ”ドゥカティは去年も良かったけど、全体のパッケージは今年のほうが強い”
レース後のカタールテストを終えたケーシー・ストーナー元チャンピオン

カタールGPは現チャンピオンのホルヘ・ロレンソが2位のアンドレア・ドヴィチオーゾに、2.019秒の差をつけて優勝した。ドヴィチオーゾは、最終コーナーでマルク・マルケスの挑戦を退け2位を確保し、バレンティーノ・ロッシはロレンソから、わずか2.387秒差でトップ4の集団でゴールした。

2度の世界チャンピオンで、ドゥカティのテストライダー兼ブランド大使であるケーシー・ストーナーが開幕戦カタールGPを総括した。

 「レースウィーク全体を通して、誰か一人が飛び抜けているような展開にはなりそうにないですね、それがたとえロレンソであってもです。ただ、彼をその気にさせてしまったらロレンソがベストでしょう」

「 まだ誰も、ミシュランタイヤを自分のものにしているとは言えないでしょうね、ラップタイムをみると、タイムにアップダウンがあります。平均的なタイムで走っているなかで、急に0.6秒速いタイムで走れていたり、ということが特徴的ですね」

「数名のライダーはブリジストン・タイヤのようにコーナーには入っていけないと不満をこぼしているようですが、それは問題ないですよ、ミシュランにすることで利点を得ていると考えることも出来るのですから、それを使えばいい。ブリジストンと同じような特性やパフォーマンスを求めないことですね」

「イアンノーネが転倒リタイヤしてしまったのは非常に残念でしたね、彼は週末良いペースを見せていたし、状況によっては優勝を狙えると思っていたので」

 あれだけ接近したレースであったにも関わらず、イアンノーネがチームメートのドヴィチオーゾに抜かれて2位に後退して、9ラップ目にロレンソが先頭に出て以降、オーバーテイクが比較的少なかったように思われる。ライダー達が若干オーバテイクに積極的ではなかったのではないかという質問にケーシーはこうコメントした。

「ミシュランタイヤでは違う方法で抜きにかからなければいけくなっているようです。直線後方からブレーキングで抜くというよりは、コーナーの立ち上がり重視で体制を整えて、次のコーナーの入り口で、パスしていくケースが増えているように思います。
 それだけではなく、週末を通して、ほとんどのライダーがミシュランタイヤで転倒していましたから、勝ちに行きたいけど 、この順位をキープしてポイントも欲しい、という気持ちもありますしね。また、大きく膨らんだりしたライダーも多かったですね、それは限界点を見極めていたのでしょうね」

 「あとはハイペースなレースで、このようなスピードでレコード・ラインを外して、オーバテイクに行くにはなかなかリスクが大きいので、あまり積極的にやりたくはないでしょう 」

「今回、レースが終わって、僕がこのサーキットでテストしたこともドゥカティのライダー達の役にたつと思います。ドゥカティのマシンはすでに競争力がありますしね。
 ドゥカティは去年、良い状態でスタートしましたが、バイク全体のパッケージを考えると今年のバイクの方が強いと感じます。
 こらからも改善していくことが大切ですね。どのメーカーも同じようなことを言うと思いますが、バイクのことをよく理解して、それらに時間をかけていくことが改善への道ですね 」
 
 ストーナーの次のテストは未定だが、骨折療養中のプラマック・ドゥカティのダニーロ・ペトルッチに関しては、ミケーレ・ピッロが代役として次戦、アルゼンチンGPに出走予定である。


From crash.net
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2016年3月17日木曜日

モトGPニュース 2016:ケーシー・ストーナーが2016年のMotoGPを語る。

 いよいよ今週末はモトGP開幕です!2016年のMotoGPを語る上で、モトGPワールドチャンピオン経験者のケーシー・ストーナーほどの適任者はいないのではないでしょうか。どのようなコメントが聞けるのでしょうか。

 二度のモトGP ワールドチャンピオンであるケーシー・ストーナーはドゥカティのテストライダーに就任し、2月のセパン・サーキットでモトGPのパッドックに復帰した。
 FOXスポーツ オーストラリアはケーシー・ストーナーに2016年シーズンについて彼の見解をインタビューした。その一部を紹介する。
 
YAMAHA (ヤマハ)
 「まずはセパンテストでホルヘが圧倒的だったことは無視できないでしょう。とても強い走りをしていました。ホルヘはシーズンのスタートでは決して本来の姿を見ませんが、レースとなれば、いつも手をつけることが出来なりますからね。
 誰かがホルヘに接近したときは、彼が同じタイヤで40ラップを重ねていて、新しいタイヤを履いた途端、彼はトップに立ってしまうんですよ。
 「バレンティーノ(ロッシ)もいい仕上がりに見えました。非常に印象的でした」

HONDA(ホンダ)
 「 マルク(マルケス)については、彼のライディングと表情からも分かるように、あまり快調という感じではなかったですね。彼が速さを取り戻すのには、もう少し時間が必要なのではないでしょうか」


 

DUCATI(ドゥカティ)
 「 2015年は二人のアンドレア(イアンノーネとドヴィチオーゾ)は素晴らしいシーズンの開幕を迎え、イアンノーネは最高の状態でシーズンを終えました。
 我々が行ってきたバイクの改良をもってして、今年も良いシーズンにして、ライバルにとって、より大きな脅威になりたいですね」



タイトル争いの行方
 「タイトルの行方に関しては、まだまだ早すぎますよ。 全てのライダーがマニエッティ・マレリの(電子制御)システムに適応しているところですし、タイヤについてもそうです。シャシーの挙動など全て、バイク全体のパッケージに適応している最中ですね。
 2、3レースを消化した時に、どのライダーがアジャスト出来きているのが見えてくると思います、でも適応するにはもう少し時間がかかるでしょうね」


From FOX SPORTS
http://www.foxsports.com.au/motorsport/moto-gp/video-casey-stoner-discusses-riders-form-ahead-of-2016-motogp-world-championship/news-story/1bc0cc94256ce311deb5f8dcaf6fc04e
 

 実際にテストに参加したストーナーから見た2016年シーズンはやはりホルヘが本命といったところなのでしょうか。
 古巣のホンダや、テストライダーを務めるドゥカティについて控えめな表現でしたが、ドゥカティについては、スコット・レディング、ダニーロ・ペトルッチ、ヘクトル・バルベラなどのサテライト勢もスピートを見せていますし、2016年は近年稀に見る、注目の開幕戦ですね。
 
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2016年2月9日火曜日

モトGPニュース: ケーシー・ストーナー : 2009年の「Moto GPベストバイク」はDucatiのカーボンフレーム

”2009のカーボンフレームを手にしたとき,僕達のバイクはグリッド上で最高のバイクだったと思っている" -Casey Stoner.


 

 ケーシーは2009年の未来的なカーボファイバーフレームのデスモセディチが, ”グリッド上で最高のバイク”としてducatiに二度目のMoto GPタイトルをもたらすことを信じていた。

ところが残念なことに,ストーナーはシーズンのほとんどを,病気によってダウンしており,3つのレースを欠場した。

しかし,最終的にそれが乳糖不耐症であると判明したのちに,彼はすぐ2位 - 優勝 - 優勝と,その年に2勝したのだった。バレンシアでは唯一,ウォームアップ・ラップでのトラブルによって3連勝を逃した。

ストーナーは先週のセパンでテストに復帰した際に語った。
「2009年にカーボンフレームのバイクを手にいれたとき,僕は最速のバイクを手にいれたと思ったんだ,だけど不運なことに僕はシーズンを全うすることが出来なかった。でも僕の感触では,カタルーニャGP以降,バイクは素晴らしかったよ」

「僕がドゥカティを去った後,全て台無しになってしまったね。あのバイクはまだ完成されていなかったけれど,多くの潜在能力を秘めていたんだ」

”Moto GP" 時代,日本のメーカーはアルミのツインスパーフレームを継続している間,ドゥカティのデスモセディチ プロジェクトは2003年から2008年まで,スチールのトレリスフレームを使用してきており,2007年にはストーナーによって唯一のタイトルを手にした。

しかし,好結果をもたらした2008年のテストを経て2009年,ファクトリーはカーボファイバーのシャシーとスイングアームにスイッチすることとなった。


http://www.virginducati.com/school/qa06/

ストーナーは2010年にホンダへと移籍し,ドゥカティはロッシの苦悩に応えるためにカーボンからアルミフレームへと変更を行い,ドゥカティは2012年,スイングアームはカーボンのままであるが,日本のメーカー同様のアルミのツインスパーフレームを使用することになる。このセットアップは2014年から指揮を執ることになった ジ・ジ・ダニーリャのもとでも継続されている。

ストーナーは2012年,2度目のタイトルをホンダのアルミフレームのマシンによって獲得しているが,現在のドゥカティのデザインと,かつてのカーボンフレームとの違いを聞かれて,

「正直に言って,それは本当に難しいことです。タイヤもブリジストンからミシュランになって,排気量も800ccから1000ccになっているし,当時から進化してますしね。ただ我々がまだカーボンのスイングアームを使用しているのには理由があります,カーボンは多くのポテンシャルを秘めているからです」

 ストーナはセパン最終日にドゥカティ勢で最速のタイムを記録したが,次回のオーストラリア(フィリップ アイランド)の公式テストには不参加の予定だ。来月のシーズン前のカタールのプライベートテストに参加を予定している。

ドゥカティは2010年,カーボンフレームのマシンに乗ったストーナーが,フィリップ アイランドで優勝して以降,グランプリでの勝利がないが,30歳になるストーナーはレースに出るつもりはないと断言している」


Crash.net : http://www.crash.net/motogp/news/226508/1/stoner-carbon-frame-ducati-best-bike-in-2009.html
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