De RS125: エルベ・ポンシャラル
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2016年8月24日水曜日

MotoGPチェコGP Tech3 ポンシャラル代表 クラッチローを祝福

 モンスター・テック3ヤマハ代表 エルベ・ポンシャラルは彼のチームのライダーであった、カル・クラッチローのMotoGP初優勝を喜んでいる。



 フランス人のポンシャラルは、クラッチローのMotoGPのキャリアにおける初めてのボスであり、クラッチローはテック3で3シーズンを過ごし、6度の表彰台を獲得した。

 エルベ・ポンシャラル
「私はカルを今まで以上に誇りに思います。カルと私は今でも特別な関係であって、自分のチームのライダーのように感じています。
 彼が優勝した光景には少しほろ苦い思いがしました。僕のチームにいた時は最高は2位で、もしくはポールポジションだったのでね。私は彼のベストリザルトのために彼をサポートしてきたことを誇りに思ってきました。

「彼のレースは本当にファンタスティックでしたね。そして、それにふさわしいライダーだった。彼はハードタイヤでリスクを負った、そしてそのギャンブルに勝ってみせました。彼はアグレッシブにプッシュしていました。パーフェクトなレースでしたね」

「できれば彼が自分のチームにいる時に優勝できればよかったですが、彼の優勝を祝うのにどこのチームかということは必要ありません」

「彼はシーズンの序盤は苦戦していましたが、カルは決してあきらめない人間ですよ」


From MCN
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2016年6月8日水曜日

MotoGP: テック3、ルーキー二人の採用を検討

テック3のエルベ・ポンシャラルは、KTMファクトリーへ移籍する、ブラッドリー・スミスの代わりに、Moto2ライダーのジョナス・フォルガーと契約を結んだ。

テック3と契約を結んだジョナス・フォルガーとチームボス エルベ・ポンシャラル
しかし、2014年のデビューから在籍していた、ポル・エスパルガロには残留して欲しかったようだ、しかし、ポルもKTMファクトリーへの移籍が決まってしまった。

この状況になって、ポンシャラルはもう一人、Moto2ライダーを獲得しようとしているようだ。一人はポイントリーダーのアレックス・リンス、もう一人は昨年のチャンピオンのユアン・ザルコだ。

リンスについては、スズキのファクトリーシートが有力との情報だが、ザルコに関しても、LCRにスズキがサテライトマシンを提供するという情報もある。

ファクトリー入りを目指すリンス(左)、ザルコ(真ん中)はLCRチームからスズキのバイクに?
中上選手、表彰台おめでとうございます!

「多くのライダーがまだ残っています。経験のあるMotoGPライダーから若いライダーを獲得するのなら、アレックス・リンスとユアン・ザルコはベストな候補ですね。
今は両者と話し合いを進めています」



リンスは、テック3のタイトルスポンサーの "モンスター" から個人的なスポンサードも受けているが、彼の希望はファクトリーチームに入ることなので、Moto2でもう1シーズン走る可能性もある。

ポンシャラルは経験のあるライダーについて、歓迎していない訳ではないが、例えば、カル・クラッチローのような経験のあるライダーが、ヤマハのジュニアチームである、テック3に帰ってくることには、あまりいい考えを持っていないようだ。



かつてテック3に在籍したカル・クラッチローは?

「若いライダー(Moto2からのステップアップライダーを意味する)をチームに迎えれば、
上手くいくか、難しいシーズンを過ごすかのどちらかでしょう。


経験のあるライダー、例えばカルのようなライダーを採用すると、我々は、もはやルーキーチームではなくなります。

私たちは以前チームに在籍していた、カルのようなライダーを獲得することは、あまり意味が無いと思っています。

カルのことは大好きだし、彼のこともよく知っていますよ。でも我々と3年間共に作業しし、そしてLCR(HONDA)で3年を過ごし、また返ってくるというストーリーはどうでしょうか?

我々は将来のために、今ここにいる訳で、何かエキサイティングなことをするために働いている訳です」




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2016年5月5日木曜日

ポル・エスパルガロのヤマハへの不満は”フェアじゃない” by エルヴェ・ポンシャラル MotoGP2016

ヤマハの唯一のサテライトチームである、Tech3(テック3)ヤマハのボスである、エルベ・ポンシャラルさんは、たまに国際映像に映った時の、サービス精神溢れるリアクションや、フェアな発言に好感の持てる人物だなぁ、と感じているのですが。ポル・エスパルガロがヤマハのサポートが不十分である、との発言には、少し違った意見があるようです。

ポル・エスパルガロ

  ポル・エスパルガロは、ヘレスでのレースで、ヤマハのファクトリーライダーのバレンティーノ・ロッシから30秒ほど遅れてフィニッシュしたことについて、不満を感じており、 ヤマハにサテライトチームに、より大きなサポートを要求していた。

 しかしながら、ポンシャラルは彼の発言に対して同意していないようだ。

「テック3のそれぞれのライダーには、テック3のエンジニアが付いているし、日本からのエンジニアも付いています。そして四台のヤマハのデータは共有されていますし、そのことはポルもわかっています。

 ポルの発言についてはヤマハにとっても、ここで働いている者にとっても公平なものだとは思いません。

 2、3年前にカル・クラッチローがこのチームにいた時、彼は ”ロレンソのバイクに僕が乗れば、今僕がやっている以上のことは出来ないだろう。だけど僕のバイクをロレンソに渡したら、彼は今と同じくらい上手く乗るだろうと思いますよ" と言っていました」

ポンシャラルはまた、2016年ほどファクトリーバイクと接近しているバイクは無いという見解も述べた。

「ひとつ正しいのは、我々は今までに無いくらい、ロッシとロレンソのバイクに近いバイクを持っているということです。エンジンの開発は凍結されていますので、全く同じものです。同じエレクトロニクスを全チームが使用しているので、それも同様です。タイヤも同じものを履いていますし、ランダムに支給されるものです。

 シャシーについてはわずかな違いがあり、サスペンションや、ウィングは我々よりも早く付けていましたし、その他にも細かな違いはあるでしょう。

 しかし、これらは依然として細かい箇所です。そしてロッシ、ロレンソとエスパルガロとスミスのレースでの差はバイクだけの差では無いと思うのです。それが我々のスポーツの美しさであります、全てがテクニカルなことではないのです」

ブラッドリー・スミス
 ブラッドリー・スミスは2015年はポルに先行してフィニッシュすることが多かったが、今シーズンはその逆になっている。

 そのことについて、ポンシャラルに説明を求めると、彼はブリティッシュのスミスがKTMとの間に、2017年の契約を結んだことがひとつの要因ではないかとの可能性を示唆した。

「ポルは上手くやっています、ミシュランタイヤにも対応してきていますが、ブラッドリーは苦戦していますね。私が思うには、彼は去年のフィーリングになるように、セットアップしたいのだと思いますが、そのセットアップは存在しないのだと思います。 

 彼は満足のいく状態ではないでしょう、ライディングを忘れてしまったわけでは、決してないですが、多くの要素にまだ信頼が置けていない状況だと思います。

 それに加えて、彼は開幕戦でKTMファクトリーとの2年契約を結んだことで、ある種の緊張感、プレッシャーから解放されて、素晴らしい結果を残して契約を掴んでやる、というような気持ちが、薄らいでしまったのかもしれません。

 昨年までの2年間は、ブラッドリーは先の契約がありませんでしたので、私が思うにKTMとの契約が彼にある種の満足感を与えたのではないかと思います。エスパルガロは2017年に向けて多くのオプションを得るために。すごいモチベーションにかられているでしょう、将来がまだ明らかではありませんのでね。




 私はこのことは問題の核心であるとは言っていませんが、その一部ではないかと思っています。一番は依然よりも有効ではないエレクトロニクスであり、タイヤの問題なのだと思います。

 しかし、おそらく彼が2017年の契約を勝ち取っていなければ、より解決策を探すためにプレッシャーがあっただろうし、より戦う姿勢が出ていたのだと思います。ただ、これは私の不確かな分析でしかありませんがね」

 From motorsport.com
 
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