2016年8月22日月曜日
MotoGPチェコGP決勝 クラッチロー 「レース人生で最高の日」
ゼッケンナンバー35の英国人が35歳で初優勝を飾る。
歴史というものは突然作られるものだ ークラッチローがブルノで成し遂げたこともまさにそうである。彼は10番グリッドからスタートし、15番手からの追い上げを見せて初優勝を飾った。
前後にハードタイヤを選択したのはたった2人、ロリス・バズとクラッチローだった。そして彼はラップを追うごとにペースを上げ、トッップ10を捉え、トップ5を捉え最後にはラップリーダーのアンドレア・イアンノーネまでも捉えてしまったのだ。彼は決して後ろを振り返らなかった、そして最終コーナーからウィリーでチェッカーを受けた。
クラッチローは今シーズン序盤、決して好調ではなかった。しかし、ドイツGP雨の中で表彰台を獲得した辺りから、何かが変わり始めた。彼の初めての子供、Willowの誕生、ブルノでの初勝利。(最高峰クラスではバリー・シーン以来のイギリス人の優勝となった)夢のようなシーズン中盤は続いている。
カル・クラッチロー
「一番情熱をもらったのは3週間前にWillowが誕生したことで、今日は僕のレース人生最高の日になったかもしれません。チームには本当に本当に感謝しています。僕たちはこのために努力してきて、勝負に出ました。多くのライダーはハードタイヤを選択していませんでした、賭けに出ることに臆病になっていたんだと思います。
とにかく今日は本当にいい仕事が出来ましたし、チームに感謝しています。昨日はバイクをダメにしてしまったので、彼らは夜遅くまで作業を続けてくれました。今日、彼らの作業に報いることが出来て良かったです。
10コーナーで6位から5位にポジションを上げたところでクラッシュしかけたんですが、バレンティーノが追いかけて来ていなかったので、リスクを取らずにただ走ることに集中しました。
誤解しないで欲しいのは、レースに勝つことは本当に素晴らしい事ですけれど、3週間前に僕は最高のプレゼントをもらったんです」
From MotoGP.com
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MotoGP 2016,
クラッチロー
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