2016年8月21日日曜日
MotoGPチェコGP決勝 クラッチロー 雨のブルノで初優勝!
イギリスの35歳は独立系のサテライトチーム、LCRホンダで初優勝を決めて見せた。
チェコGPはフラッグtoフラッグの可能性も残しながら、ウェットコンディションで行われた。近年、稀に見る混戦となったこのレースを制したのは35歳のカル・クラッチローだった(LCRホンダ)。
バレンティーノテンロッシ(Movistar Yamaha MotoGP)とマルク・マルケス(Repsol Honda team)は混沌としたレースで表彰台を獲得し、ロッシは若干ではあるが、チャンピオンシップでもポイント差を詰めることができた。
ポールシッターのマルケスはフロントローのロレンソ、イアンノーネに先行を許し、苦戦が予想されたが、ロレンソはその後順位を下げていった。しかし、ドゥカティのイアンノーネ(Ducati team)、ドヴィチオーゾ(Ducati team)、スコット・レディング(Octo Pramac Yakhnich)が先頭を引っ張る展開となった。
他のライダーが前後共にソフトタイヤを選択したなか、カル・クラッチローは前後のタイヤにハードを選択し15番手からの熾烈な追い上げを見せ始める。その間にドヴィチオーゾはタイヤの問題に苦しみピットに戻ることとなり、クラッチローは先頭を目指して追い上げを始めた。
ロリス・バズ(Avintia racing)も終盤に追い上げを見せ、チームメートのヨニー・エルナンデス、ユージン・ラバティ(PULL&BEAR Aspar)、イアンノーネを交わし6位フィニッシュと好リザルト。彼は前後にハードタイヤを選択したもう一人のライダーであり、ハードタイヤを選択したライダーにアドバンテージがあった。
ティト・ラバットは自身初のトップ10フィニッシュを達成した。ダニ・ペドロサは苦しいレースを強いられ12位。ホルヘ・ロレンソはバイクを乗り換えたが今シーズン、雨での弱さを露呈する結果となった。
次はクラッチローの母国イギリスGPシルバーストーンだ。
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MotoGP 2016,
クラッチロー
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