ブラドルにとっては最後のホームグランプリか? |
MotoGPカレンダーの中で一番の低速サーキットのザクセンリンクはアプリリアRS-GPの弱点であるエンジンパワーの影響が小さく,ハンドリングが重要になってくると考えられる.
アプリリアレーシング マネージャー ロマーノ・アルベシアーノ
「ザクセンリンクはエンジンワパーの影響が小さい独特なサーキットです.最大出力はサーキットのわずか10〜15%である一方,エレクトロニクスとシャシーのセットアップがしっかり決まっていないといけません.
一番重要なのは,加速中,スロットルオフの時にも,ハンドリングとコーナーの正しいラインを走行できる能力です.もう1つデリケートな問題は,左コーナーが続いた後のはじめの右コーナーですね.そこは用心しなければなりません.
我々はここドイツGPで新しいスイングアームを用意しています,素晴らしく軽量で,異なった強度特性を持っています.そしてエンジンに関しては吸気部分のニューパーツを投入予定で,こちらは中回転域でのトルク改善で開発されたパーツです」
ステファン・ブラドルにとってはアプリリア・グレシーニカラーでのホームグランプリは最初で最後になりそうだ.最近,スーパーバイクへの転向が噂されていることもあり,これが最後のドイツGPとなる可能性もある.
ステファン・ブラドル
「 僕にとっては特別な週末になりますね.多くのファンや友人がゼクセンリンクには応援に来てくれます.トラックは一番得意というわけではありませんが,ホームでのレースはいつも力が入ります.
特に2015年はアプリリア加入前で,レースに出場できませんでしたので.RS-GPがこのトラックに適応してくれるといいですね.」
チームメートのバウティスタは雨のアッセンでRS-GPの最高リザルトになる5位を走行中だったが,最終ラップの転倒によってこれをふいにしてしまった.彼は2017年,アスパー・ドゥカティへの移籍が噂されている.
アルバロ・バウティスタ
「アッセンでのテンションを緩めることが出来ればいいですね,簡単ではありませんが,モチベーションは高いですし,バトルの準備はできていますよ.
ザクセンリンクは低速サーキットで,トラックが狭く,左コーナが多くて,とても難しいコースです.いつものようにゼロからはじめるつもりです,金曜日からバイクのセットアップがうまくいくといいですね.
僕たちはいい仕事をしていますので,前のレースのようにトップ10でレースすることができればいいですね.」
前戦アッセンのスイングアーム |
昨日のRS-GP |
アッセン |
ドイツ |
左サイドの外観ではあまり変化が見つけられませんが、右サイドは以前まで、くぼんでいて部分が完全に貫通してしまって穴が空いています。軽量化と強度の特性は大きく変わっているような気がします。
内側は見ることができないので結果から想像するしかないですか、初日のアプリリアはFP2で、バウティスタ16位、ブラドル17位とまだ結果には結びついていない様子ですね。ブラドルのホームということで、いい結果を出して欲しいところです!
From crash.net
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