ニッキーヘイデンがスーパーバイクに行ってしまい、GP界にぽっかりと空いてしまった、ナイスガイライダーズの大きな穴をアレイシ選手が埋めているのでは、と思っているのですが、スズキは率直になぜアレイシを!?という思いがありました。どうのようになっているのでしょうか。
イタリアGPではスズキを介してではなく、メディアを介してイアンノーネの加入のニュースを聞いた、アレイシは決していい気分ではなかっただろう。
彼はその後MotoGPに残留するのか、それともWSBKに移籍するのか、すべての選択肢をよく検討した上で、アプリリアファクトリーと契約を結んだ。アレイシをこのプロジェクトの試金石としてアプリリアは考えている。
アプリリアは今年も順風満帆といったわけではないが、2015年シーズンの48ポイントに比べて、今年は72ポイントを積み上げおり、確かな前進がみられる。
アプリリアはこれまでの成長路線をさらに加速するためには、アレイシの才能と、ハードワークが可能な彼のキャパシティーに期待しているのだ。
様々な要因が影響を及ぼすため、単純に言うことは出来ないが、アレイシが過去2年、スズキに在籍した間に、スズキは先頭を行く、メーカー、Honda, Yamaha, ducati、を脅かす存在に成長してきた。
「アプリリアがくれたチャンスは非常に高いモチベーションになります。最も重要なことは彼らが僕を信頼してくれて、僕にかなりの裁量を任せてくれていることです」
「アプリリアでは非常にいい思い出があります。スズキに移籍する前に僕はアスパーのARTに乗っていましたので。
僕がスズキに加入した当初はマシンはまだまだでした。今のアプリリアはそうかもしれませんが、作業を上手くこなすことができました。
アスパー時代は、基本的にはスーパーバイクで、カーボンブレーキとその他のモディファイが少しあったくらいでしたが、最終的には競争力を増していきました」
「スズキを去るのは少し寂しいですが、僕は少しの愛着を持てずにいました、アプリリアはいつも僕に協力してくれまます。それが一番興奮しているところで、彼らは僕を信じてくれています。
彼らの優先順位の中に常に僕がいることを明確にしてくれていますし、そういったことがライダーの満足度にも反映されるのだと思います」
From motorsport.com
確かに今シーズンは、これまでチームメートのマーベリック・ビニャーレスに負け越していますので、厳しい立場ではあったのは確かな気がします。
でもスズキはビニャーレスを失った時の対応で慌てたことで、アレイシを若干失望させる結果になってしまったかと思います。
これはシーズン後半のブラドル、バウティスタのアプリリアの活躍。スズキのアレイシの巻き返し。そして来年のアプリリアの飛躍を期待しています!
なかなかKTMが協力な存在になりそうな予感もしますが...
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