アプリリア・ファクトリーとしては昨年のRSV4を基にしたマシンから大幅にステップアップしたもののまだまだ課題は多いようです。
Aprilia RS-GPを操る サム・ロウズ選手 |
新型のV4エンジン(おそらくVアングルはRSV4の65度から72度から77度の間の角度になっていると考えられる、これはエンジンのバランスと効率を優先してのことだろう)はよりパワフルになったものの、まだMotoGPで戦っていくには十分なレベルを達成していない。
シャシーは、オランダGPアッセンでウェットの中、両ライダーがいいポジションでレースをしていたことからも、より競争力のあるものになったと言えるだろう。
2017年はより競争力をつけるために、アルベシアーノは全く新しい2人のライダーを雇うことになった。スズキからアレイシ・エスパルガロと、Moto2から、サム・ロウズだ。
2016年の両ライダーの結果はあまり一致するものではなかったため、RS-GPのバイクの本当のポテンシャルを検証することが困難だったと感じており、アルベシアーノはエスパルガロのようなライダーがこのバイクの本当のポテンシャルを示してくれるのではと期待しているのだ。サム・ロウズは若く、才能のあるライダーでこれからの成長が期待できるライダーだ。
アプリリアは小さな会社であるにもかかわらず、何年もかけて、素晴らしい結果でこの業界の巨人たちを倒してきたメーカーだ。 もう少し見守ってみよう。
From CyceWorld
そうは言っているものの、先日のKTMはテスト初登場の立場であり、現役のMotoGPライダーを起用することなく初登場ということを考えると素晴らしい結果を残していました。
アプリリアはRS-GPのポテンシャルをまだ図りかねているのかもしれませんが、エンジンパワーが足りていないということは事実のようですし、やはりまだまだ企業としては若いアプリリリアにとって、MotoGPクラスは鬼門なのでしょうか。これからの挑戦を見守って行きましょう!
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