それではスタートから,予選はイアンノーネ選手,ロッシ選手,ドヴィチオーゾ選手がフロントローで,ヤマハがドゥカティに割って入る状況からのスタードでした.
そしてドゥカティが先頭を引っ張る展開に.後方は3位ロレンソ選手,4位ロッシ選手,5位マルケス選手,6位ヴィニャーレス選手が一団となっています.
ここでドヴィチオーゾ選手が満を辞してトップに出ます!後方はヤマハ勢がジリジリと離されて行く展開に,ヤマハ勢は厳しいのか!?そしてこれまで苦戦していたロレンソ選手のペースが安定しており,ロッシ選手もなかなか前を伺えない状況です.
マルケス選手はプラクティス3で負傷した肩のダメージはもちろんですが,タイヤのマネージメントに苦戦し(ヤマハの加速の方が安定していて,難しいレースだったとコメントしています)ヴィニャーレス選手とともに5位集団を形成しています.
レースは終盤までドヴィチオーゾ選手が引っ張る展開だったのですが,ラスト数周になって,再びイアンノーネ選手が仕掛けます!
後方を行くヤマハコンビは先頭のドゥカティに追いついてきそうな雰囲気はあったのですが,その差を縮めることができません.
ドゥカティの二人の争いには少し嫌な予感がしていた私ですが,抜きつ抜かれつは無いものの(ドヴィチオーゾ選手はリスクを避けたとレース後コメントしているようです),熾烈な優勝争いが繰り広げられます.もうドゥカティ2人の世界です.
ロッシ選手はドゥカティと優勝争いをすることが出来るペースを持って,レースに臨んだようですが,ロレンソ選手にも仕掛けることが出来ません.
レース前にリアタイヤの消耗を抑えるために加えた変更によって,決勝ではフロントの接地感の状態が良くなかったようで,チームメートとも勝負できなかったことを悔やんでいました.
そしてレースはそのままイアンノーネ選手がMotoGP初優勝を飾りました!ドゥカティにとっても,久しぶりの優勝となります.
Result
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