2016年は活躍を誰もが期待していましたが、ここ数レースではいい結果が出ないでいます。こんな成績で終わる実力ではないはずのペドロサ選手。コメントを聞きたかった人も多いのではないでしょうか。
4位でレースを終えたペドロサは、アクションが少なかった要因について、ほとんどのレーサーが、タイヤのマネージメントに苦しんでいたことをあげた。
彼は、この問題はメーカーではなく、ミシュランとシリーズの主催者側の問題であるとし、改善に努め素晴らしいレースにする努力が必要だとコメントしている。
「レースの映像は見ていませんが、とても退屈なレースだったのではないでしょうか、違いますか?レースペースはとても遅かったです(2015年より31秒遅い)。
チャンピオンシップの責任者やタイヤサプライヤー(ミシュラン)は何かアイデアを出さなければならないと思います。これはドゥカティ、ヤマハ、ホンダなど、バイクの問題ではないと思うからです。
チャンピオンシップの責任者は何か対策を打たないと、このようなレースが面白いとは思いません」
ペドロサはアルゼンチンGP後もミシュランタイヤへの変更について苦言を呈してた、このような変化がメーカーの開発スケジュールを台無しにしてしまうからだ。
「僕たちは今、この新構造ののタイヤで良いバフォーマンスを出そうと努力していますが、ある日いきなりタイヤが変わってしまっては、これまでの作業が無に帰してしまいます。
もし新しいパーツを作るとします、たとえば新しいスイングアームを作ったらいきなり新しいタイヤが準備された、そうなってしまうと僕たちのアップグレードは意味のないものになってしまうのですから」
From motorsport.com
確かに、アルゼンチンGPで急に新構造のタイヤになってしまったところで、テストの時間やトラクションの改善のためのエンジンを変更することは出来ません。
当然のことですが、ペドロサ選手は今シーズンに期するものがあっただけにすこし歯痒い思いをしているのではないでしょうか。
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