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2016年5月4日水曜日

ペドロサがヤマハへ?ビニャーレスはスズキ残留か!? MotoGP

ペドロサがロッシのチームメートに!?

 MotoGPパドックでMCNが得た情報によると、驚くべきことに、ペドロサがレプソル・ホンダからヤマハへの移籍を検討しているかもしれない。

 マーベリック・ビニャーレスがヤマハからドゥカティへ移籍した、ホルへ・ロレンソの後任になるというのがもっぱらの噂であったが、ここに来て、ペドロサが7年間も在籍した、レプソルホンダからヤマハへの移籍を考えているようだ。

 ビニャーレスがモビスター・ヤマハと移籍交渉をしているという情報は濃厚であったが、給料の面で折り合いがついていないとの見方が出ており、ペドロサがその候補として名前が上がってきたのだ。

 ヤマハにとってはこれは良い交渉になるかもしれない。ペドロサはロレンソのライディングスタイルに似ているように見えるからだ。ペドロサの完璧なチームメートという評判は、ロッシの残り二年の契約にとってもいいことかもしれない。

 ペドロサとホンダの長きにわたる関係が終わりを迎えることとなると、イギリス人ライダーのカル・クラッチローにファクトリーライダーのチャンスが巡ってくることにもなる。彼はペドロサシートを狙っているであろうし、ホンダとの関係も良好であからだ。


 最後にいきなりクラッチローの名前が出てきましたが、おそらく、イギリスのメディアなのでブリティッシュ・ライダーのクラッチローにホンダ・ワークス入りを期待するところがMCNさんはあるのでしょうか。
 このニュースについては驚きですが、今のホンダのマシンは明らかにマルケスのスライド仕様のバイクなので、ヤマハのマシンでのペドロサを見てみたいものです。
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2016年4月23日土曜日

MotoGP2016スペインGP予選結果:ロッシ ポールポジションを奪取!

 残り1分を切ったところで、ロッシのタイムは1分39秒台の3位だったので、ラスト1ラップでの走りは圧巻でした。 ポールポジションを獲った時はマシンの上で、Moto3の若手ライダーのように喜びを表していました。ヘレスでのポールポジションは10年も前のことになるんですね.


バレンティーノ・ロッシがヘレスでは、2005年の以来のポールポジションを獲得した。


”昨日の午前から、いい状態で勝負出来る感覚があった”,予選1位のバレンティーノ・ロッシ

Qualifying 2:
1. Valentino Rossi ITA Movistar Yamaha MotoGP (YZR-M1) 1m 38.736s [Lap 8/8] 287km/h (Top Speed)
2. Jorge Lorenzo ESP Movistar Yamaha MotoGP (YZR-M1) 1m 38.858s +0.122s [6/8] 288km/h
3. Marc Marquez ESP Repsol Honda Team (RC213V) 1m 38.891s +0.155s [8/8] 286km/h
4. Andrea Dovizioso ITA Ducati Team (Desmosedici GP) 1m 39.580s +0.844s [7/8] 292km/h
5. Maverick Viñales ESP Team Suzuki Ecstar (GSX-RR) 1m 39.581s +0.845s [8/8] 285km/h
6. Aleix Espargaro ESP Team Suzuki Ecstar (GSX-RR) 1m 39.588s +0.852s [7/7] 282km/h
7. Dani Pedrosa ESP Repsol Honda Team (RC213V) 1m 39.678s +0.942s [7/8] 287km/h
8. Pol Espargaro ESP Monster Yamaha Tech 3 (YZR-M1) 1m 39.720s +0.984s [7/8] 288km/h
9. Hector Barbera ESP Avintia Racing (Desmosedici GP14.2) 1m 39.742s +1.006s [6/8] 290km/h
10. Cal Crutchlow GBR LCR Honda (RC213V) 1m 39.881s +1.145s [6/8] 287km/h
11. Andrea Iannone ITA Ducati Team (Desmosedici GP) 1m 40.054s +1.318s [6/6] 294km/h
12. Loris Baz FRA Avintia Racing (Desmosedici GP14.2) 1m 40.184s +1.448s [5/5] 284km/h

Qualifying 1:
13. Alvaro Bautista ESP Factory Aprilia Gresini (RS-GP) 1m 40.239s 285km/h
14. Bradley Smith GBR Monster Yamaha Tech 3 (YZR-M1) 1m 40.242s 287km/h
15. Eugene Laverty IRL Aspar MotoGP Team (Desmosedici GP14.2) 1m 40.292s 287km/h
16. Yonny Hernandez COL Aspar MotoGP Team (Desmosedici GP14.2) 1m 40.335s 287km/h
17. Scott Redding GBR Octo Pramac Yakhnich (Desmosedici GP15) 1m 40.595s 288km/h
18. Stefan Bradl GER Factory Aprilia Gresini (RS-GP) 1m 40.835s 281km/h
19. Jack Miller AUS Estrella Galicia 0,0 Marc VDS (RC213V) 1m 40.968s 284km/h
20. Michele Pirro ITA Octo Pramac Yakhnich (Desmosedici GP15) 1m 40.985s 289km/h
21. Tito Rabat ESP Estrella Galicia 0,0 Marc VDS (RC213V)* 1m 41.039s 280km/h




From Crash.net 
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MotoGP2016: ロッシ、昨年にくらべて、金曜日から強い走り

バレンティーノ・ロッシは去年の11位よりも良い5位のポジションで金曜日のセッションを終えた。

昨シーズンより、走り出しが改善された、バレンティーノ・ロッシ




「午前中ははとても満足のいく走りができました。走り出しから競争力のあるので、バイクのフィーリングがとても良いおかげですね。

 今朝はタイヤを変えずに、ユーズトタイヤで走りました。15〜20ラップで自分のペースも理解できましたし。ここではタイヤの消耗が早いので多くの周回を重ねないとわからないので、特にリアタイヤの消耗は激しいので。ホイールスピンが多いのですが、フィーリングは良いですし、ペースも問題ありません」

 ロッシは午前中のセッションで、チームメイトのホルヘ・ロレンソから0.7秒遅れの3番タイムを記録した。2連勝中で、チャンピオンシップをリードするホンダのマルク・マルケスは0.345秒遅れの2番時計だった。

  「今現在では、ベストのペースはロレンソとマルケスでしょう。いつも通りにね。だけど僕もそんなに離されていないので。バイクの感触がいいですね。去年はすこしトラブルが多くて、良いバランスが見出せなかったのですが、今年はチームと良い仕事ができて、走り出しから良いタイムで走れますね」

ロレンソは今日の45分のセッションの間、タンクがより後方にある、別のタイプの2016年 M1を試した。

「今日は別々に作業をしました。ホルへが別のタンクのマシンで、僕は違うセッティングを試しました。バイクのパフォーマンスには満足していますよ。ホルヘの乗ったタンクのマシンについては詳しくはコメント出来ませんが、明日テストできるかどうか考えたいと思います」

タンクの位置でホイールスピンを軽減できるかについて、ロッシは可能性はある、としながらも、
「ただ、ここ(ヘレス)では誰もがスピンが大きいと思いますのでね。ブリジストンもここでトラクションを得るために努力していましたし。より強い構造のタイヤを使うことでトラクションは悪くなりますが、安全第一なので、100%の安全を目指すのは大切なことです。僕たちはタイヤの爆発のリスクを負うことは出来ません、ですのでパフォーマンスが多少落ちて、スピンが増えても、安全のためであるのなら僕はそれに同意しますよ」

もう一つの安全についての問題はウィングのことだが、金曜のヘレスでスズキとアプリリアもウィングをデビューさせた。

「すべてのメーカーがウィングについてやめるべきかどうか、話し合いをしているのは知っています。僕は正直に言えば、ウィングはない方が良いと思っています」

ただ、パフォーマンスの面では、ロッシは違いを感じている
 「ウィングがあれば、スロットルを全開にした時、フロントの接地が若干良いですね、例えばここのラストコーナーでは、ウィングがあればより接地感が得られます。
 今朝はウィングなしで、午後はウィングを付けて走りましたが、少しでも良い結果がえられるならウィングは付けるつもりです」

ロッシはテキサスで2014年アラゴン以来の転倒リタイヤとなり、マルケスと33ポイント差であり、去年はここヘレスで、ロレンソ、マルケスに離れての3位フィニッシュをしている。
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MotoGP2016:リン・ジャービス「ロレンソが出て行った3つの要因」

”我々はロレンソに対して、会社として最大のオファーを提示したが、ロレンソは新しい刺激を求めていた。そして彼が移籍させてしまったのには、三つの要因があったのではないかと思う”

モビスター・ヤマハ スポーティングディレクター リン・ジャービス

モビスター・ヤマハのマネージング・ディレクターのリン・ジャービスは、ロレンソがドゥカティへと移籍してしまった、三つの原因を提示した。

ジャービスは現役チャンピオンのロレンソが移籍してしまったことについて、残念に思ってることを認めたうえで、28歳のロレンソがドゥカティに移籍したことについて、陽気な例えを用いて表した。

「ディスコに行って女性をダンスに誘った時、その女性が自分の隣の男を選んでしまったような気持ちでしょうか。
 もちろん私たちはロレンソにいて欲しかったですし、今後も同じようにレースをしていけることを望んでいました。今年で我々は彼と9年目のシーズンを迎えていますが、非常に良い走りが出来ています。
 ホルヘがヤマハにやってきた時からの付き合いですので、もちろん、こういった関係が、終わるということを迎えることは、寂しい瞬間です。
  我々は最大のオファーを提示しましたが、彼は新しい刺激を求めていたし、彼の移籍には三つの要因があったとおもっています」

「彼はおそらく非常に素晴らしい提案をされたのでしょう、我々よりも条件の良い、それは重要なことです。
 そして、ドゥカティは近年、非常に競争力のあるマシンになっていますので、移籍することに、ためらうことも以前より少なくなっている。
 それらに加えて、新しいチームでナンバーワンになることは魅力的なことでしょう。それらがホルヘが移籍を決断した理由だと思います」

ジャービスはロレンソとバレンティーノ・ロッシを同じチームにとどめておくことは、簡単なことではかったことと、両者を対等に扱っていたと語った。

「ヤマハでは何年間も、バレンティーノとロレンソでやってきました。ですので、二人のトップライダーを同じチームで走らせることは、簡単ではないことですが、我々は常に彼らを対等に扱ってきましたし、今後もそうしていくつもりです」

「私はナンバーワンの待遇が重要かどうかはわかりませんが、我々は二人のトップライダーを要しているので、それは出来ません。2015年、バレンティーノとロレンソはチャンピオンシップを競っていましたし、今年もおそらくそうでしょう。
 ライダーを変えるという選択肢はありませんでしたし、モータースポーツについて、人間性について、すべての面でフェアな関係を共に築いてきたと信じています。私たちは常に真摯に、そしてヤマハが彼らにベストなパッケージを提供してくれたことに満足しています」


 
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2016年4月18日月曜日

MotoGP2016:ロレンソドゥカティ移籍のおしらせ

 
ドゥカティ移籍が決定した、ロレンソ選手

モビスター・ヤマハは2017シーズン、ホルヘ・ロレンソが移籍することを自身のホームページにて発表した。来年はホルヘはドゥカティでシーズンを迎えることになる。

ヤマハは、彼の将来の活躍を祈るとし、ロレンソの後任のライダーについてはまだコメントしていない。


モビスター・ヤマハ
「ホルヘとは、2016年で9シーズン目となり,残り15レースを残していますが、これまでのホルヘの成功と、貢献、素晴らしい瞬間を共に過ごすことができました。

 ヤマハ発動機としては、ロレンソにチームに残留し、将来もモビスター・ヤマハチームの出来る限りのサポートで彼のMotoGP4度目のタイトル獲得をサポートしたい思いでした。

すでにバレンティーノ・ロッシ選手とは2017-2018年の契約を結んでおり、残りのライダーについては、今後ライダーとの話がまとまり次第発表したいと思っております」


この発表の後に、ドゥカティがロレンソとの契約をアナウンスすると思われます。

From MCN
 
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MotoGP2016: ロレンソ ドゥカティ移籍間近!

 ヘレスのグランプリウィークが始まってからかと思われていましたが,今日明日にでも、ロレンソ選手のドゥカティ移籍発表があるような様子です!明日の朝にははっきりしてるのではないでしょうか。

ドゥカティ移籍へ、待った無しのロレンソ選手
4月18日、ボローニャ:MotoGPチャンピオンのホルヘ・ロレンソは、ヤマハからイタリアのメーカードゥカティへまさに移籍しようとしている.公式な発表は月曜の遅くにはされる模様.(日本19日朝方くらいですかね?)

 From ANSA.it
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2016年3月19日土曜日

モトGP2016: ロッシ、ヤマハと2年契約延長


ロッシ選手は開幕早々の契約延長ですね!盤石の体制でカタール開幕戦に臨むことが出来そうですね。ロレンソとの契約が気になるところですね。


 ヤマハはロッシと9度のワールドチャンピオンであるバレンティーノ・ロッシとの契約継続するようだ。これによってロッシとの契約期間は2018年まで続くことになる。

  ロッシは彼が2004年、南アフリカGPで象徴的な勝利を飾ったあの時から、彼の愛するYZR-M1とは特別な関係を築いてきてきた。"the Doctor (ザ・ドクター(ロッシのニックネーム))"と"YZR-M1"のコンビはシーズン通算53勝を挙げ4度のタイトルをもたらした。

 2015年シーズンもロッシは15回の表彰台と4度の優勝と、ヤマハは彼とのパートナーシップに満足しており、2016年も優勝を狙えるライダーとして期待しているのだ。

ロッシ:「ヤマハとの契約延長の発表をすることができました。そして、もう2年、彼らと仕事が出来ることが嬉しいです。 この決断について僕は非常に満足しています。なぜならモータスポーツで出来る限り長く、コンペティティブでいたいと思っていましたし、そのことを楽しみたいと思っていたので。
 2013年にヤマハに帰ってきた時から、僕はホームに帰ってきた感じがしたし、結果にもそれが現れました。僕はクルーやモビスター・ヤマハチームの人達と、仕事以外の面でも多くの楽しみを共有してこれました。彼らのサポートには限りのないもので、彼らには本当に感謝しています。YZR-M1と、このシーズン、そして続く2年間のシーズンで出来る限りの結果を残すための、大きなモチベーションになっていると感じています。

「僕のファンについても盛大な「ありがとう」を言いたいです。彼らはいつも僕のキャリアを見守ってくれていますし、レースをより特別なものにしてくれます。僕は全てのグランプリでプッシュし続けますので、これからもみんなでMotoGPを楽しんでいきましょう!」

リン・ジャービス(モビスター・ヤマハ代表):「 バレンティーノとの契約延長が世界のヤマハ、モトGPファンの耳に、心地より調べとなることを信じています。バレからのコメントにもあったように彼のこのスポーツとヤマハに対する愛と、ヤマハは、彼が4度の世界タイトルをもたらしてくれ、依然として、情熱と競争力を持ったライダーであること感じていることが、この2年間の契約となりました。

 「 バレが2013年にホームに帰ってきたことは、彼の”人生の選択”であったと思います。この新しい契約は、彼がモータサイクル・レーシングのキャリアをヤマハで終えることを意味しているでしょう。それはまだ先の話ですが、ヤマハファンはこれから3年のシーズンで”the Doctor"のエキサイティングなパフォーマンスによって、10回目の世界タイトルをモビスター・ヤマハ・モトGPチームにもたらす瞬間を楽しむことが出来るのではないでしょうか。」

From MotoGP.com







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2016年3月5日土曜日

モトGPニュース: MotoGP カタールテスト: ロレンソ(ヤマハ)のリードをレースラップで検証


ロレンソのレースシミュレーションは一周のファストラップのように,圧倒的なものではない.レプソルホンダのマルク・マルケスはロングランの結果ではロレンソに並んでおり,今回のテストで,ビッグステップがあり,マシンの改善に成功し,前進したようだ.

ロレンソは22周のロングランテストを実行し,そのなかでベスト13周の平均は1:56.026である一方,マルケスは1:56.064であり,0.04秒差以下である.比較としてバレンティーノ・ロッシのロングラン中の走行データ13周の平均は1:56.202であり,0.2秒差である.しかし,ファステストラップでは0.6秒の開きがあるわけだが.

それぞれのライダーのベストラップを順に22周分を合計したタイムを計算すると別の側面が見えて来る.結果はマルケルが最も速く,ロレンソがそれに続く.これはただの計算にすぎないが,それでも現状では有力なデータになるだろう.



Average   Total   Total laps   Laps of 1:55
Márquez 1:55.888   42:29.537   53   13
Lorenzo 1:55.904   42:29.888   52   10
Redding 1:55.952   42:30.933   56   11
Rossi 1:56.080   42:33.769   55   5
Iannone 1:56.173   42:35.805   53   6
Dovizioso 1:56.182   42:36.001   47   8
Viñales 1:56.340   42:39.482   49   9
Pol Espargaro 1:56.420   42:41.242   42   4


エレクトロニクスの問題
共通ECUはレース後半で特に影響して来るだろう.ロッシは「最初の4,5周は違いを感じないけど,その後は違う.ライダーはにとってはより難しくなるだろう」と語っており,レースが進むにつれてよりコントロールする必要があるだろう,タイヤが消耗し,エレクトロニクスは自動的にそれに適応することはできなくなった.それはライダーの操縦にかかっている.

ホンダにとっては,RC213Vが体力的に負担の大きいマシンだということが懸念材料としてある.カル・クラッチローはきょねんよりも負担が増加したとしており,ホンダは対応することだろうが,すぐにというわけにはいかないだろう.ホンダのライダーはレース距離を走りきるのにより体力が要求されるだろう.


 スズキはシームレスギアボックスの作業を続けており,バージョン2によってフルシームレスのギアボックスとなるわけだが,アグレッシブな面がより抑えられ,エスパルガロは大きな改良だと語っている.

from motomatters
https://motomatters.com/analysis/2016/03/05/2016_qatar_motogp_test_friday_round_up_l.html


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2015年12月8日火曜日

モトGPニュース: MotoGP: なぜ Yamaha ヤマハ YZR-M1 は燃料タンクの位置を変更したのか?

2016年,Moto GPはブリジストンからミシュランへタイヤ変更をするが,それに加えてヤマハは燃料タンクの給油口の位置をバイクのテールへ移動させた.

燃料フィルタ系がライダーの前からシートの後ろに移動したのだ.

ヤマハの燃料タンクの正確な形状はわからないが,燃料の多くがシートの真下にあるのだろう,他のすべてのメーカーはフィールタはライダーの前方にある.

中須賀選手のM1(2015年 日本GP)


今年10月の日本グランプリで中須賀克行はワイルドカードでこの新しいタンクのバイクをデビューさせ,予選15位,ウェットレースを8位でフィニッシュしている.

しかし,すでに今季のチャンピオン ホルヘ・ロレンソとバレンティーノ・ロッシは9月のアラゴン,11月のバレンシアですでにこのバイクをテストをしている.

ブリジストンタイヤはフロントのグリップに定評があり,ミシュランはリアのグリップは良い.多くの人間が重量配分が前方に移動するだろうと信じている.それが,この新しいタンクのデザインの理由なのだろうか?

 ロレンソのチームマネージャーのWilco Zeelenberg氏は
「ミシュランタイヤはグリップバランスが違う,だけど我々は来年2リットルさらに燃料タンクを増量しなければならない,スペースをみつけなければ」と語り,

 「このタンクを使用するかは完全には決まっていない.我々はもう2リットルのスペースをどこかに作らなければならない,よってこのアイデアを試している」

「 基本的にはどこにでも配置することはできるが,より前には持っていけない.エアボックスがあるからだ.エアボックスを小さくすると問題が起こるだろう」

 
Honda ホンダの燃料タンク(2015年 ドイツGP)


Ducati ドゥカティのタンク(2014年 セパンテスト)


Yamaha ヤマハのタンク (2013年 オランダGP(Dutch TT) )


from Crash.net :
http://www.crash.net/motogp/news/225628/1/why-has-yamaha-moved-the-m1-fuel-tank.html
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2015年11月12日木曜日

モトGPニュース: バレンティーノ・ロッシ:来年の電子制御は2008年のレベル!

バレンティーノ・ロッシは2016年のMotoGPマシンの電子制御はかなり後退したと語った。

「来年の電子制御を試したけれど、これは大きな問題になると思うよ。どういうことかっていうと、昔の2008年や2009年のソフトウェアに戻ったみたいになんだ。僕にとってはバイクの電子制御が少なくなって面白くはならなかったよ。なぜならバイクのレベルが高ければ高いほど僕にとっては楽しめるから」


 「 だからこれは明らかに後退だと思うよ。だから最初はうまく機能しないバイクに少しイラついてしまうと思うけど、レースの面ではこれはいいことかもしれないね。同じようなラップで周回するのがより難しくなるし、バイクに乗るのがもっと難しくなる。だからレースでのバトルにはより良いかもしれないね」

来年、2016年から電子制御とタイヤがブリジストンからミシュランへと変更になり、チームとライダーはたくさんのことをテストでこなさなければならない。ロッシや多くの選手は最終戦バレンシアで使用したマシンから徐々に馴染みのない新しい電子制御に変更することに挑戦していた。


「僕たちは2015年のバイクから始めて、2015年のバイクに新しいソフトウェアを実装した。そこで最も多くの時間をかけたし、まだ多くの時間が必要だ。だって昔に戻っているような感じだし、それをこれまでのレベルと同じものに持っていくのは難しいだろうね。でもそこで多くの時間を費やして、特に加速、トラクションコントロール、トルク伝達はもっと改善しないと。最後には2016年のエンジンを試したけど、正直に言うと、いい感触は得られなかった、やっぱり電子制御のソフトを改良しないと」


MCN news  by Steve


GPが500cc、2stだった頃はベテランライダーの最後は激しい転倒なんかをきっかけに引退をしていっていたように思う。年齢による反応速度の低下は避けることができないが、最近は激しいハイサイドなどが電子制御によって抑制されて、そのような場面は幸いにして減っっている。

MotoGP 4stのマシンに電子制御が入ってからは、Moto2からのステップアップの若者はすぐにマシンを乗りこなせるようになって、若手へのメリットは大きく見えたけども、ロッシのようなベテランは大きなメリットは見えなかったけど、去年のロッシの強い走りに電子制御は確実に助けになっていたのではないかと思う。

来年は電子制御が少し荒くなって、ライダーのミスも増えるだろうし、タイヤがミシュランへスイッチすることでかなり違いのあるシーズンになるだろう。だけどどうなるかは、今シーズンなんかを観てると本当に何一つわからん!っていうことがようく分かった。。。
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