スズキのMotoGPテストライダー、青木宣篤によるとスズキの新しいシームレスシフトはプレイステーションのようだと言う。
シームレスシフトはアレイシ・エスパルガロの言う「完全なニューマシン」と言える2016年バイクの新エンジン、シャシーを含めたメインのアップグレードである。
今年、ムジェッロでアプリリア(aprilia)がシームレスシフトを導入してからは、スズキが唯一、シームレスシフトを使用していないメーカーであった。
かつでのグランプリレーサー青木はこのギアボックスの開発を行って来ており、11月のセパンのプライベートテストでマーベリック・ビニャーレスが初めてテストを行った。
「多くの違いがあります、通常すべてのアップシフトで動力が途切れますが、シームレスシフトはそれがありません、これでより早く走れることは元より、とても乗りやすい!プレイステーションをしているみたいですね、オートマチックギアボックスのようですよ」
より速いシフトが加速をわずかに上昇させる、それは今年のスズキに時々、欠けていたものでもあり、シームレスによってよりスムースなギアチェンジができることも大きな利点の一つだ。
「一周だけ、いいタイムを出すためなら、そんなに違いはないかもしれない、でもリアタイアのグリップが落ちてきて、ブレーキングでバイクが動き出した時、シームレスシフトはより安定しているんだ」
青木は1999年〜2008年にかけて、GP250、GP500、 MotoGPの168戦に出場し、250ccで優勝し、プレミアクラスで4回表彰台に輝いている。彼はシームレストシフトギアボックスを、モーターサイクルレーシングにおけるトラクションコントロール以来のイノベーションだとしている。
エスパルガロは怪我のため11月のセパンテストを回避したので、2月のマレーシアがギアボックスをテストする最初の機会になるだろう。
「かれらは新しいバイクを気にいるとおもいますよ」。と青木は笑顔で答えた。
エスパルガロとヴィニャーレスはそれぞれ11位と12位でスズキの復帰初シーズンを終えている。
カタルーニャでは予選1位、2位を獲得し、ベストリザルトの6位をルーキーのヴィニャーレスが2回、エスパルガロが1回記録している 。
from Crash.net
http://www.crash.net/motogp/news/225795/1/suzuki-seamless-like-using-a-playstation.html
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